芸術鑑賞
人々は皆何故か“普通”という枠にはまりたがる。
その他大勢の群れに紛れて安心感を得るためなのかもしれない。
人は知らない人や物を危険視する傾向もあるので、それゆえに自分は普通の人で、危ない人じゃないよとなるのかもしれない。
でも、私は“普通”には魅力を感じないというかあまり好きじゃない。
何故かと言うと“普通”からは何も生まれないと思うから。
というわけで、普通じゃない人たちが制作した芸術を鑑賞すべく六本木の国立新美術館にアメリカンポップアートを見に行ってきました。
街を歩く人々はおしゃれな感じで、私のような山出しはこんなところに来ると異次元の生き物のようになったように感じてしまいます。
キミコ・パワーズさんご夫妻のコレクション。直接アーティストを支援する、いわゆるパトロンさんです。
写真は入り口まで。中は残念ながら撮影禁止です。正直、芸術家の表現には理解できないものも沢山ありますが、一番のお目当てはアンディ・ウォーホルの作品。
キャンベルスープの缶をたくさん並べたポスターを一度は見たことがあると思います。こんな感じの。
音声ガイドを500円でレンタル。今回の音声ガイドナレーターはあの小林克也さん。イメージにぴったりです。私が中学生の頃、ベストヒットUSAという番組をテレビにかじりついて見ていたことを思い出しました。
今週のヒットチャートに一喜一憂し、未だ見ぬ地アメリカに思いを馳せていたもんです。それから数年後にはアメリカに渡り、一時期アメリカ狂いになりました。
うちにもアンディの作品が一つあるんす(ポスターですけど)
場所が場所だけに六本木ヒルズなんかも見えたりしました。
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