【金教トピックス】
車に給油するガソリンの種類に注意
●車はガソリンを入れないと走りません
車を動かすにはガソリン(燃料 通称:ガス)が必要です。
電気自動車は電力。
筆者には大盛りご飯と現金を与える事で働きます。
筆者は白米が玄米に変わったところで元気に働けますが、車は与える燃料を間違えると、とても残念な結果が待っています。
今回のトピックスでは、そんな残念な事にならないように、車への燃料の供給方法(ガスの入れ方)について紹介します。
●自分の運転する車の燃料を知ろう
まず、自分が運転する車の燃料の種類は絶対に覚えておいて下さい。
試験には出ませんが、知らないと、運転している車のガスが減ってきた時に慌てる事になります。
一般的なガソリンスタンドで車やバイクに給油できるガスは
レギュラー
ハイオク
軽油(ディーゼル)
の3種類。
ドライバー自身で車へ給油するタイプの「セルフスタンド」では、ここで給油するガスを間違えると…
このようにはなりませんが、最悪、JAFに出動してもらってレッカー車で牽引されていく事になります。
ちなみに、ただの本当の事です。
な・の・で!
自分が運転している車のガスの種類は知っておきましょう!
どうしても給油直前まで解らなかった場合は、給油口の裏側に記載されている事が多いのでチェックしてください。
●給油方法のおさらい
まずは運転席の(たいていは)右下にあるレバーを引っ張って、給油口を開けます。
ガソリンスタンドっぽいマークが目印!
静電気除去シート(またはそんな場所)に触れてから、給油口のキャップ(燃料油キャップ)を開けましょう。
ここで静電気除去を行わずに給油をしようとすると…
リアルに写真のような事態になりかねないので要注意です。
タバコの火は論外です。
給油レバーが自動で止まったら、燃料油キャップをちゃんと閉めて、給油口のフタを閉めればOK!
ごくまれに、給油口キャップをガソリンスタンドに置き去りにしていくドライバーもいらっしゃるので、忘れずにキャップは閉めて下さいね。
●間違えて給油すると…
ざっくりと、ガスの種類を間違えて給油した場合の事例を記載しておきます。
[1]レギュラー車→ハイオク給油=一応、間違えても大丈夫
[2]ハイオク車→レギュラー給油=走行に不調が出ます
[3]レギュラー車・ハイオク車→軽油(ディーゼル)給油=エンジンをかけると同時に壊れます
「レギュラーとハイオクって何が違うの?」と言われると「オクタン価が違います」という回答になるのですが、テストには全く出ないので、ここでは割愛。
特に[3]に挙げた事例に関しては、運転しているのが「軽自動車だから軽油を入れるのかと思った」という事が実際に「よくある故障」として起こっています。
ちなみに、逆も同様なので、軽油を給油する場合には特に注意してください。
「あ、やべぇよ…やべぇよ…レギュラーじゃなくって、間違えて軽油入れちゃった!」
という時には、
エンジンは絶対にかけちゃダメ!
[A]ガソリンスタンドの店員さんに相談!
[B]馴染みの自動車整備工場に連絡する!
[C]JAFに連絡する!
A~Cのどれでも良いので行って下さい。
最悪、エンジンの破損という、家計にも自身の心にも大きなダメージを受ける事になります。
な・の・で!
自分が運転している車のガスの種類は知っておきましょう!
●さいごに
今回の話は、実際に金町自動車教習所の教官たちが、カリキュラムには入れる事ではないけど、知って欲しい事例として、教習を受ける生徒たちにタイミングをみてお話をされているそうです。
金町自動車教習所を卒業して免許証を取得した皆様が、ホントにちょっとした事で、大切な車を台無しにしまう事がないよう、金町自動車教習所の職員一同、ビルの屋上から見守っております。
金町自動車教習所ホームページ
http://www.kanamachi.co.jp/