【交通安全教室】葛飾野高校で交通安全教室を行いました
金町自動車教習所が地域活動の一環として、例年、葛飾区内の複数の中学・高校で交通安全教室を行っております。
地域の交通事故を少しでも減らしたいという想いから、当教習所が大きく力を入れている地域活動ですが、一企業が行うという事情もあり、学校に出向いての実施は、実はなかなか難しいのです(笑)
2018年4月26日
本日の天候は「雨のち晴れ」
午前中から、実施直前まで降り続いた雨の影響で、今回の交通安全教室は体育館で行われる事になりました。
体育館で行う交通安全教室は、座学と自転車シミュレーターを使った実地。
金町自動車教習所(金教)スタッフが、「あぁしよう!こうしよう!」と学生たちに知っておいて欲しい交通安全のポイントを相談しながら、準備に励みます。
大勢の生徒たちを前に、少々緊張しております。
いよいよ、交通安全教室のスタート!
最初にスクリーンに映し出されたのは、
平成29年交通事故件数「472,165件」という数字。
(1日当たり、約1,294件)
実はこのうち、全体の2割が自転車の関係している事故。
さらに…
葛飾は特に自転車の関係する事故が多い地域という事もあり、交通事故件数の4割が自転車の関係している事故という事を解説。
また、自転車は「車の仲間」である事も最初にお伝えしました。
代表者の生徒(4名)だけではありますが、自転車シュミレーターをつかって、日常の自転車運転で、どんな時にどんな所を気をつけたらいいのかを知ってもらいました。
シミュレーターの診断結果は、スクリーンに映し出され、安全確認の見落としがちな所などを指導員が1つずつ解説していきました。
最後は「自転車安全利用五則」について解説しました。
自転車安全利用五則とは下記の5つ。
★自転車は、車道が原則、歩道は例外
★車道は左側を通行
★歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
★安全ルールを守る
★子どもはヘルメットを着用
当日は自転車安全利用五則のそれぞれの項目について解説を行いましたが、ここでは「安全ルールを守る」という項目をピックアップして紹介しておきます。
安全ルールには「飲酒運転・二人乗り・並進の禁止」「夜間はライトを点灯」「交差点での信号遵守と一時停止・安全確認」というものがあります。
さすがに学生の飲酒運転は無いとは思いますが、二人乗りをしている方は街で見かけますし、特に「並進」は本当によく目にします。
道路で並んだ自転車が、自動車の進行を妨げてしまう事で、トラブルが発生(まきこまれる)ケースも少なくはありません。
信号を守る事については…いうまでもありませんよね。
自転車安全利用五則については、警視庁のサイトで詳しく解説されているので興味がある方はぜひ!
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/
もしかしたら堅苦しくて退屈な時間だった生徒がいたかもしれませんが、「ありがとうございました」という声は本当に励みになります。
少しでも地域の方々が、安全に暮らせる為の活動へ貢献できたら、我々も嬉しく思います。
葛飾野高校の皆様、ありがとうございました!
●さいごに
車も自転車のどちらも利用している筆者にとっては、自戒すべき点もあり、毎日の生活で「この人は危ない自転車の乗り方をしているなぁ~」という方を多々目撃します。
交通安全教室の内容を再読してみると解るかと思いますが、交通安全は「誰でも心がければできる事」です。
この記事を読まれた地域の皆様にも、交通安全の大切さを理解いただき、弊社の活動に賛同したいただければ幸いです。
金町自動車教習所の職員一同、ビルの屋上から皆様の交通安全を願っております。
金町自動車教習所ホームページ
でも…シミュレーターは重たかった~(笑)