ツキ
ついてるとか、ついてないとかって、よくいいます。
俗に言う“運”です。
このツキ “運” には2種類あって、1つは自分ではどうにもできない運。
もう1つは自由に使える運。
実は、自分ではどうにもできない運というのはそれほど多くは存在せず、この自由に使える運のほうが多いんです。
そして、このツキを自分の味方にできればこんな嬉しいことはないですね。
ではどうやって、このツキを自由に使うのか。
大体の人が、このツキを自分のために使おうとしてしまうのです。
これがツキを逃す原因なんですね。
ではどうするかというと、このツキを他人のために使うんです。
例えば、他の車に道を譲るとか、電車でお年寄りが乗ってきたら真っ先に席を譲るとか。
このような行動を習慣化するのです。
ここで大切なのは見返りを期待しないことなんです。
例えば雨の降っている日には誰もが、買い物に出歩くのは億劫です。
そんなときにデリバリーでピザでも頼むとします。
普通はこんな時にすぐに電話してしまうのですが、ここの考え方を変えます。
自分がデリバリーのスタッフだったらこんな雨の中、仕事とはいえ、行きたくないな~と思うはず。
電話するのを待って、少し小降りになってから注文をするのです。
するとそのスタッフは“小降りになってから注文が入ってラッキー!”となるのです。
でも、自分に直接何かしらの見返りはありません。ピザが大きくなるとか・・・。期待しても無駄です
しかし、これだけのことで人に幸せを与えることができるのです。
大切なのは見返りを期待せず、人にツキを与える行動が習慣的にできるようになることです。
このような習慣を身につけた人とそうで無い人では、この短い人生の間にもその差は歴然としてくるでしょう。
これに気づけるか気づけないか。人生の別れ道です。
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