風船
課長がコースに何かが落ちていることに気がつき、それを拾いにいきました。
ちょっと嬉しそうな子供のような目をして、落ちていたものを手にして帰って来ました。
“手紙付きの風船だ～”
その手紙には・・。
開校60周年を記念して学校で育てたオクラと朝顔の種をつけて風船を飛ばしました。
拾われた方は連絡をしてくだされば嬉しく思います。
武蔵野市立境南小学校
・・とあります。
武蔵野市立境南小学校を調べると金町から直線距離約35キロほどのところにあります。
ホームページで確認したところ、10月19日11時10分頃に飛ばしたようですね。
風に乗って東京の端まで旅してきたのかと思うと、ちょっとロマンを感じます。もしかしたら千葉や埼玉まで届いた物もあるかもしれないですね。
海を渡ってハワイあたりまで行ってるかも？・・・そんなわけないですか？
割れた風船を片手に歩いてくる課長が、不思議なことに昭和の時代の少年のように見えました。
今はお酒好きのお父さんですが、きっとそんな時代もあったんですね～。
昔はみんな少年だったんだよと、割れた風船が教えてくれたようでした。
そういえば、今から十数年前、“風船おじさん”って、いましたね！？
大きな風船につかまってアメリカまで風に乗ってに旅立って行ったおじさんがいたんですけど、その後どうなったんでしょう？
ｂｙ
