十人十色

毎日たくさんの仲間たちが入校しています。


18歳の人から50歳代の人まで。

皆さん、免許取得に向けて日々頑張ってますよ~。

教習生も十人十色。緊張して泣きそうな人もいれば、おしゃべりしながら楽しんでいる人、無口にモクモクと練習している人、人それぞれです。

私たち指導員はその教習生の空気感を読み取って教習を受けやすい状況を作り上げなければなりません。

先日担当した教習生。

緊張してガチガチ。ちょっと余裕がありそうな時に“大丈夫ですか?少し力抜いてね~”と声をかけると、“私、運転の才能ないでしょうか?”と。

運転の才能やセンスは最初からある人なんていないし、みんな同じように緊張しているよ、と話をすると、今ままでの硬い動きがうそのようにsmoothに。

ちょっとした安心感が人を変えることもあるんですね。


才能といえば、私は学生時代、“誰にでも何かしらの才能がある”と教えられ今までそれを信じて生きてきましたが、未だに見つけられていません。

偉大な音楽家のショパンは、自分のしっぽを追ってくるくる回る子犬を見て、あの名曲、子犬のワルツを作曲したそうです。

私はそんな犬を見ても“こいつ馬鹿だな~♡”としか思いませんでした・・・。

松任谷由実さんはあの名曲“春よ、来い”をドラマの主題歌のために30分で書き上げたと言われています。

秀でた才能、欲しいものです。

もうすぐ春ですね。



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