金町自動車教習所で学ぶ
第一段階 技能教習(Part1)
●第一段階の技能教習について
運転免許証(免許)を所得するのに、あたり前ですが車の運転をします。
机の上の授業(学科)よりも楽しくてワクワクするのが学科の教習ではないでしょうか?
運転免許を取りに来てるのに車の運転が出来ないんじゃ、面白くないですよね!
そんなわけで!
今回の記事は第一段階の技能教習を紹介!
●車の運転で最初に覚える事は?
車の「各種装置が何処にあるのか?」という事です。
実は、車は種類によって少しづつ装置の場所が違います。
例を挙げると、ハザードランプの場所、サイドブレーキ(ハンドブレーキ)が社内中央ではなく、足元にある車種もあります。
ここでは教習で使用する車(教習車)の各種装置が何処にあるのかを覚えて下さい。
実際には、一度運転を始めると身体が自然に覚えてくれますので、覚える事が苦痛になるような事はありません。
余談ですが、どんな車でも、初めて乗る車の場合は、各種装置の場所は確認してから乗る事をおススメします。
車の装置の効果については特に、説明は不要かと思いますで割愛しますね。
でも、アクセルとブレーキだけは絶対に間違えたらダメです。
各種装置の説明を受けたら、運転席を自分に合わせて、学科でもよく言われる「正しい運転姿勢」で運転スタート!
正しい運転姿勢に関しては、下記JAF(一般社団法人・日本自動車連盟)のページが解かりやすいので参考にして下さい。
http://www.jaf.or.jp/qa/ecosafety/careful/41.htm
●最初の運転は何処へ?
第一段階の技能教習は金町自動車教習所(金教)の場合、マニュアルで23項目、オートマで22項目あります。
時間で言うとマニュアルで15時間、オートマで12時間。
ざっくり言うと、「外周の周回」「右左折」「坂道」「バック」「S字、クランク」といった場所の走行練習になります。
今回は、特別に教官が運転、筆者が教官の席に座って技能教習の内容をお届けします。
まずは外周の走行から。
初めての実車のアクセルを踏んで、教習コースへGO!
第一段階の技能教習のポイントの1つに「速度調節」という部分があります。
コレばっかりは、教官の方々もなかなか伝えられないケド、とっても大切な事なのだと教えてもらいました。
アクセルの踏み方やブレーキを使って、前方との車間距離も気にしましょう。
教習所の外周を内回り、外回りで走行する事で左右のハンドルを切る感覚も自然と身につきます。
さぁ、今回は坂道発進も行きますよ!
まずはちゃんと車間を確保。
(教習所では特に重要!)
運転に慣れた教官も、しっかり確認していますよ!
このまま坂を登ったところで一時停止。
いい天気でいい景色~!
ですが、坂道で止まる時は必ずサイドブレーキを引きましょう!
特にマニュアル車は坂道でブレーキを使わないと、勝手に坂をバックで下ります。
違う意味でジェットコースター・ロマンスを味わう事になりますのでご注意を。
坂道発進の方法が解らなくなった場合は、必ず隣の席の教官に教えてもらいましょうね。
次の技能教習レポートでは、S字クランクや車で道路を走る上での安全確認について触れたいと思います。
●さいごに
技能教習で学ぶ事についてはあくまでも最初の一歩です。
最初の一歩はつまずいても良いのです。
つまづいて、ちょっと怪我をするだけであれば、次の運転に反省を生かして、大きな事故の可能性を大きく軽減できます。
あくまでも車を動かす為の最初の一歩!
それが第一段階の技能教習です。
誰でも最初は初心者から!
しかし、初心忘れるべからず!
我々も皆さんを応援しています!
金町自動車教習所の教習を受けた皆様が、相手の立場に立って思いやりのある運転が出来るドライバーとなってくれたら幸いです。
地域の皆様が、より安全に生活できる事を、金町自動車教習所職員一同、ビルの屋上教習所から見守っています。
金町自動車教習所ホームページ
●おまけ
今回は特別に、教習車に搭載されている、教官専用ブレーキ(補助ブレーキ)を踏ませていただきました!
ここで教官から大切な一言
「実は補助ブレーキよりアクセルの方が強いんです」
この意味、わかりますよね。
ドライバーは常に同乗者の命を預かっているという事を忘れずにお願いします。