むねたけブログ 災害時の車の利用について
金町自動車教習所の奥底に潜む“むねたけ”です。
このたびの台風19号の大雨災害により、被害をうけられました皆さまに、心よりお見舞
い申し上げます。
一日も早く復旧されますよう心よりお祈り申し上げます。
ちょっと気になったので、水害時の車利用について書きたいと思います。
水害を受けた時の避難手段として車は絶対に使わないでください。
災害時の死亡場所の4割近くが車の中と言われています。
なぜ車の中かというと、車はたった40cmの高さの水の中でも走れなくなってしまいます。
車で言うバンパーの上まで水が来たら、車は止まってしまう可能性が高いのです。
車はエンジンに水が入ってしまったら止まってしまいます。
さらに、ハイドロプレーニング現象と同じような感じですが、4本のタイヤのわずかハガキサイズの接地面しかない中で車のグリップは保たれていますから、少しでも浮いてしまったら車はもう制御できません。
流されるままです。
むねたけ自身流された経験はないですが、スキッドコースを走った経験から言うと本当にハンドルの意味を成しません。
何度も言いますが、災害(特に水害)に合われた際には、絶対に車を使わないようにお願いします。
金町自動車教習所の“むねたけ”でした。