【交通安全教室2019】葛飾野高校で交通安全教室を行いました
2019年も金町自動車教習所が地域活動の一環として、葛飾区内の複数の中学・高校で交通安全教室を行っております。
地域の交通事故を少しでも減らしたいという想いから、当教習所が大きく力を入れている地域活動ですが、一企業が行うという事情もあり、学校に出向いての実施は、実はなかなか難しいのです(笑)
2019年4月17日
東京都立葛飾野高等学校(以下、葛飾野高校)のグランドにて、交通安全教室を実施させていただきました。
そして記事を書くのは8月…
(*ノωノ)
今回の内容は、大きく分けて2つ。
【1】自転車の危険運転の実地体験(スケアード‐ストレート/scared straight)
【2】自転車の日常点検の必要性
内容ごとに【1】と【2】のグループに分かれて交通安全教室を実施。
まずは、自転車の日常点検グループからご紹介。
自転車の日常点検の必要性については、「自転車点検チェックシート」をご用意して、講義させていただきました。
基本的には
「ブレーキ」がちゃんと使える(効く)か?
「タイヤ」の空気圧、溝は大丈夫か?
「ライト」「反射板」は装備されており、使用可能か?
「ベル」は装備されており、使用可能か?
「チェーン」の状態は適正か?
という点を、用意した(整備不良の)自転車を基に説明させていただきました。
この中でも、意外と忘れられがちなのが「反射板」の設置。
度々、自転車を倒してしまったりした際などに、壊れた自転車の後方反射板をそのままにしていませんか?
後方反射板の設置は、義務化されていますので、ご注意ください。
詳しくは下記URLより「反射器材の装備義務について」をご確認ください。
https://law.jablaw.org/br_equip
いつも皆様に勧めている、自転車保険への加入。
自治体によりますが、一部地域では加入を義務付けているところもあるそうなので、下記URLのサイトからご確認されるのも良いかと思います。
Au損保「自転車保険の義務化」ってなに?
https://www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/obligation/
大事な事なので、何度もx2、書き記しておきますが…
本当に大切な事です!
自転車は、自動車よりも手軽にだれでも乗れる乗り物ではありますが、どんな乗り物にも、運転するからには「運転責任」というものがついてきます。
当教習所は、地域の方々へ脅しをかけたいのではなく、みんなで安全な地域社会を作っていけたらと思っております。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
続いて自転車の危険運転の実地体験(スケアード‐ストレート/scared straight)の内容をご紹介。
見通しの悪い場所での自転車同士の接触事故を再現。
(スタントマンも金教スタッフです)
接触事故を起こした2人が、事故にあう直前に、どのような違反をしていたのかも詳しく解説。
スマホをいじりながらというシチュエーションで、自転車の片手運転の危険性についての実演も行われました。
スマホの画面ばかり見ていると、横から現れたDQNのヤ●ザキックに対処できませんよ!という講義ではありませんのでご注意ください。
◆スマホの画面に集中する事で、周囲への注意が散漫になる。
◆片手だけでハンドルを操作している為、急な自転車の操作に対応できない。
という事をご理解いただければ幸いです。
街中にある、注意して欲しい道路標識についても伝えさせていただきました。
写真は「自転車および歩行者専用」という標識になります。
ちなみに、写真の標識の意味は
この標識より先、普通自転車と歩行者に限って通行することができます。
ただし、通行許可を得ている車両は通行することができます。
自転車及び歩行者専用標識は、自転車歩行者専用道路や歩道に設けられています。
という内容になります。
当日は、
自転車が2列(横並び)で道路を走り、その前方からスマホの画面を見ながら歩いてくる人がいた場合。
という、街中でよくみかける場面に潜む危険性を確認していただきました。
部活の集団移動など自転車が2列(横並び)で走っている光景を町中でよく見かけますが、写真の通り、本当に危険ですからやめて下さいね。
●さいごに
車も自転車のどちらも利用している筆者にとっては、自戒すべき点もあり、毎日の生活で「この人は危ない自転車の乗り方をしているなぁ~」という方を多々目撃します。
交通安全教室の内容を再読してみると解るかと思いますが、交通安全は「誰でも心がければできる事」です。
この記事を読まれた地域の皆様にも、交通安全の大切さを理解いただき、弊社の活動に賛同していただければ幸いです。
金町自動車教習所の職員一同、ビルの屋上から皆様の交通安全を願っております。
金町自動車教習所ホームページ