食の質、大丈夫?

皆さんちゃんとしたもの食べていますか?

ハンバーガーやポテトチップスなどなど・・・。

体によくないものって、美味しいですよね~。

若いから大丈夫・・・。

私もかつてはそう思っていました。

以前、会社でおこなった健康診断。その結果は脂質異常症。

その健康診断結果を持って病院で診察を受けると、“生活習慣病だね”と。

・・・とほほ。


昔は成人病と言われていたのが、1990年代に生活習慣病と呼び名が変わった。


その理由は、小中学生の健康診断で高コレステロール値の児童が増え始めたため“成人”という名称が当てはまらなくなったから。

現代日本人は欧米人並の高コレステロール値。心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険な状態。

厄介なことに自覚症状はなく、血管の70%が詰まって始めて症状が現れ倒れる。

食事の欧米化が主な原因ではあるが、それ以外にも原因があるらしい。

日本人は古来から穀物や芋などの粗食を摂取してきたため、欧米人に比べて腸が数十センチも長い。少しでも長く消化し、多くの栄養を吸収するためにこうなったようだ。

そのため、欧米人に比べて動物性脂肪の摂取量が低いにもかかわらず、日本人は高コレステロールに陥りやすいらしい。

こんなことからも分かるように、現代日本人は欧米人以上に食事の質に気をつけなくっちゃいけないってことなんですね~。

それに比べて、同じモンゴロイドのイヌイットはかなりの高コレステロールであっても心筋梗塞などの発症率が低いらしいんです。

これには理由があるようで、イヌイットはアザラシなどの肉を食べるのですが、そのアザラシは鰯などの青魚を食べているため、その肉にαリノレン酸が多く含まれることが理由のようです。

このαリノレン酸は、高コレステロールや高血圧、肥満などの症状に効果ありとのこと。

私たち日本人はアザラシを食べる訳にはいかないので、せめて鰯や鯖、鮭などの魚を多く食べて、適度な運動をして健康維持に努めましょう。

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