【交通安全教室】葛飾総合高校で交通安全教室を行いました
金町自動車教習所が地域活動の一環として、例年、葛飾区内の複数の中学・高校で交通安全教室を行っております。
地域の交通事故を少しでも減らしたいという想いから、当教習所が大きく力を入れている地域活動ですが、一企業が行うという事情もあり、学校に出向いての実施は、なかなか難しいのです(笑)
2018年4月12日
本日の天候は「曇り時々雨」という予報でしたが、「午前中は大丈夫であろう」という判断のもと、早朝より東京都立葛飾総合高等学校(以下、総合高校)のグランドでの実施となりました。
交通安全教室を行う為の準備をする金町自動車教習所スタッフ(金教スタッフ)も「雨はふるなよ~!」と願うばかり。
(途中でちょっぴり雨に打たれましたが(T_T))
今回の内容は、大きく分けて2つ。
★自転車の危険運転の実地体験
★自動車のドライバーの目から見た視覚体験
生徒たちにはグループごとに、この2つの内容を体験してもらいました。
ますは自転車の危険運転の実地体験の様子から紹介します。
本日のMCは金教が誇る第9回全国指定自動車教習所学科教習競技大会で優秀賞の実績を持つ、実力派指導員の鈴木裕司!(←本人は至って真面目でおとなしい指導員です)
見通しの悪い場所での自転車同士の接触事故を再現。
(スタントマンも金教スタッフなんです)
事故を起こした2人が、事故にあう直前にどのような違反をしていたのかも詳しく解説。
続いては、スマホをいじりながらというシチュエーションで、自転車の片手運転の危険性についての実演です。
自転車の片手運転をしていた際に、横から何かがぶつかった場合を想定。
決して、この2人の仲が悪いわけではないという補足も入れておきますが、自転車に乗っていて「何かが起こった場合」より、ケガなどをしにくいのはどういった運転であるのかは、一目瞭然です。
交差点などで車の左折時の巻き込み事故の再現も。
スタントマン役の2人に大きな拍手をお願い致します。
ヘッドフォンをしながら自転車の運転をする事も、実はとても危険なんです!
ヘッドフォンを着用したままで、近づいてくる車に気が付いたら手を挙げるというシミュレーションも行いましたが、結果は御覧の通り…
代表の生徒は爆笑されていましたが、事故に巻き込まれてからでは、全く笑えませんのでご注意下さい。
自転車の危険運転の実地体験についての紹介が多くなりましたが、実際に体験しないと伝わりにくいのは「自動車のドライバーの目から見た視覚体験」です。
実際に生徒が一人ずつ運転席に座って、ドライバーの視点から「ミラーの死角」を体験してもらいます。
意外とドライバーからは自転車が見えていないんですよ~。
参加してくれた生徒の皆さんには、金教スタッフから、ちゃんと詳しい解説と「どうしたら危険を回避できるのか」という話も。
交通安全教室に参加された皆さんが、今までの自転車の運転方法を反省するより、これからどうしたら事故にあいにくく、事故にあわないような自転車の運転を心掛け、楽しい高校生活を送ってくれたらうれしく思います。
●さいごに
車も自転車のどちらも利用している筆者にとっては、自戒すべき点もあり、毎日の生活で「この人は危ない自転車の乗り方をしているなぁ~」という方を多々目撃します。
交通安全教室の内容を再読してみると解るかと思いますが、交通安全は「誰でも心がければできる事」です。
この記事を読まれた地域の皆様にも、交通安全の大切さを理解いただき、弊社の活動に賛同したいただければ幸いです。
金町自動車教習所の職員一同、ビルの屋上から皆様の交通安全を願っております。
金町自動車教習所ホームページ
http://www.kanamachi.co.jp/