前回の続き

前回アメリカの話をしたのでついでにアメリカの車事情を書き込もうと思います。
 
以前、カリフォルニアで生活したことがあって、その時に感じた日本との違いを紹介しますね。
 
 
日本では教習所で免許をとりますが、アメリカはいきなり試験です。
 
日本の教習所のようなシステムはありません。
 
まずは免許センターのようなところがあるんですが、そこに行って視力検査と学科試験の申し込みです。
 
州によっては学科試験は日本語で受けることができます。
 
筆記試験にめでたく合格すると仮免許というか仮免状のようなものを渡されます。
 
その仮免状を持って隣にお父さんなど免許を持ってる人に乗ってもらい家の車で練習。
勿論、補助ブレーキはありません。
 
そして後日、免許センターに自分の車を乗って行き、実技試験です。もちろん路上試験ですよ。
 
合格すると後日免許が郵送されてきます。意外とあっけなくとれてしまいます。
 
因みに16才から受けられます。
 
学科試験のテキストが市役所などで無料でもらえるのですが、その中でおもしろかったのが、”目つきの悪い人とは目を合わさない”・・・・そんなアドバイスが書いてあって笑えました。
 
マナーは日本より良いですよ。横断歩道では必ず歩行者優先。歩行者もちゃんと手を挙げて、ありがとうと言ってくれたりします。
 
免許以外に日本との違いは・・・。
 
◇踏切は一時停止をしない。
 
◇正面の信号が赤信号でも右折(日本で言う左折)は交通の状況を見て曲がってOK。
 
◇YIELD ”譲れ”という標識が高速道路の合流などにある。
 
◇駐車違反は厳しい。駐車禁止場所で荷物の積み卸しをしていたら切符を切られたことがあります
 
◇法定速度は都市部は速度設定が低く抑えられ、都市から離れると設定速度が高くなってきます。
 
◇パトカーにスピードガンが取り付けられていて、違反車両が通過するとサイレンを鳴らして追っかけてきます。
 
これも捕まったことが・・・
こちらが止まるとサーチライトでバックミラーを照射しドライバーの視力を奪う→ダッシュボードに手を乗せろと高圧的にマイクで命令→警官がミラーの死角から近づき、腰の銃に右手を乗せ、左手にトンファーを携え近づいてきます。
 
こちらに悪意がないのが分かると急にフレンドリーになったりしますが、かなり怖い経験でした
 
◇車内にお酒があるとそれだけで飲酒運転と見なされるのでトランクにしまわなくてはいけない。
 
◇子供を車内に残して車を離れると幼児虐待になり逮捕されます。これは日本人がよく捕まります。
 
◇意外ですがヒッチハイクは違法。
 
◇駐車場はバックで入れず前向き駐車です。そしてなぜかバイクはバック駐車。
 
お国が違うと色々違うものですね。
 
ラスベガスにはドライブスルーチャペルがあり、車から降りることなく夫婦になれるようです。
 
予定のある人は是非チャレンジして下さい。
 
byおっちゃん