勘違い

先日、職務上必要な資格試験を受けてきました。

それは運転の試験なんですけど、大きな勘違いをしてしまい、あえなく玉砕してしまいました。
運転を教える仕事なだけに、運転の試験を落とすのはちょっとショックなものです
検定中止になる教習生の気持ちもこんな感じなんだろうなぁ~と考えながら肩を落として帰ってきました。
でも正直、たった1つの勘違いなんだから見逃してくれよ~って気持ちもあります。
しかし、冷静に考えれば、これも“運転適正”なんですね。
たった1つの勘違いが違反や事故につながり、その結果、人の命を奪うなんてことも車の運転ではおこるんですね。
つまり“自分の運転に対する弱点が試験で露呈した”ということなのです。
きっと運転の神様も言ってるんです。“あんたはおっちょこちょいなところがあるんだから気をつけなさい”って。
ここで自分の弱点を認識し、それを今後の運転に生かさなくてはいけません。
教習も同じです。
教習で時限数がオーバーになったり、検定試験で不合格になったりすることって実は大切なことなんですね。
うまくいかなかったとしても腐らずに弱点が見えたと思って良しとしましょう。
それに指導員や検定員がその人の運転を真剣に見て考えて判断しているってことでもあるんですよ。
検定や教習でも恨まれたくないとか、その場しのぎであればみんな合格にしちゃうはずです。
また、免許をとったあと、他の車にクラクションをよく鳴らされたり、違反が増えたらこれも危険信号ですよ。
安全運転に対する気持ちがゆるんできたころかもしれません。
あともう一つ比較的最近まで勘違いをしていたことがありました。
「天高く馬肥ゆる秋」って諺をこの時期になるとよく思いだします。
牧歌的で気持ちのいい秋の空なんだな~なんて思っていたら・・・。
実は中国北西部の農民の諺で、秋になると馬に乗って略奪にやってくる蒙古人に気をつけろみたいな意味合いらしいですね。
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       金町の空。