地図を読む

最近はカーナビ等の普及により地図を利用する機会が少なくなって来ました。


地図を利用するのが苦手な人がいますが、特に女性は苦手意識が強いみたいです。

教習項目の自主経路でも地図を利用するのですが、教習生もだいぶ苦労している人が多いです。

もう、カーナビの時代なんだから地図なんて・・・。

・・・でもこれが出来ないと教習が進まないんですよね~。


女性が地図を読むことが苦手なのには理由があるそうで、これは人が進化する過程で必然的にこうなってしまったようです。


遡ること原始の時代・・・、男性は獲物を追って野山を駆け巡り、捕らえた獲物を自分のテリトリーに持ち帰るとういう狩猟行動を長年繰り返してきました。このことにより、脳の空間を認識する部分が発達していったようです。

それに対して女性は言葉によって情報を得ていた(例えば、この季節になるとあそこの木に実がなるとか、この実はおいしいけど、これは美味しくないとか、この時期には花が咲く等々・・)ことにより言語中枢がよく働くようになったようです。

その結果、現代人の男性は女性に比べ地図に強い人が多く、女性はあまり得意ではない人が多いようです。

何千年もの時を越えて今もなお、原始の頃の習慣が受け継がれているのかと思うと浪漫を感じます。


話は現代に戻しますが、教習の自主経路やプライベートで道順を覚えなくてはならないときにおすすめの方法があります。

それはセリフ(言葉)で覚えてしまうのです。

厄介な地図を覚えるのではなく、例えば、真っすぐ行って突き当り右、マックを左、〇〇前でゴールとか、自分の覚えやすい文章で覚えると結構簡単に、しかもイメージもつきやすくて覚えやすいんですよ。特に言語中枢の優れた女性にはおすすめです。

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