【交通安全教室2019】葛飾総合高校で交通安全教室を行いました
2019年も金町自動車教習所が地域活動の一環として、葛飾区内の複数の中学・高校で交通安全教室を行っております。
地域の交通事故を少しでも減らしたいという想いから、当教習所が大きく力を入れている地域活動ですが、一企業が行うという事情もあり、学校に出向いての実施は、実はなかなか難しいのです(笑)
2019年4月11日
1年ぶりに東京都立葛飾総合高等学校(以下、総合高校)のグランドにて、交通安全教室を実施させていただきました。
気候的には暖かくなってきていたものの、当日は「春の嵐」とでもいいましょうか、とても風が強かったです。
今回の内容は、大きく分けて2つ。
★自転車の危険運転の実地体験(スケアード‐ストレート/scared straight)
★自転車の日常点検の必要性
本年は2年生→1年生の学年ごとに2時間の学習時間を設けていただき、学生の皆さんに交通安全の大切さをお伝えさせていただきました。
まずは、自転車の危険運転の実地体験(スケアード‐ストレート/scared straight)の内容をご紹介。
見通しの悪い場所での自転車同士の接触事故を再現。
(スタントマンも金教スタッフです)
接触事故を起こした2人が、事故にあう直前に、どのような違反をしていたのかも詳しく解説。
スマホをいじりながらというシチュエーションで、自転車の片手運転の危険性についての実演も行われました。
街中に潜む危険な場面も再現させていただきました。
下の写真で、どこが危険であるのか…皆様、ご理解いただけますよね?
自転車だけでなく、歩行者の方も危険ですからね!
お馴染みの「志村うしろ~!」こと、
ヘッドフォンやイヤホンを着用したままで、近づいてくる車に気が付いたら手を挙げるというシミュレーションも行いました。
結果は常に生徒からの爆笑という、色んな意味での鉄板ネタではありますが、音楽を聴きながらの自転車の運転も本当に危険ですので、絶対にやめて下さい。
自転車の日常点検の必要性については、「自転車点検チェックシート」をご用意して、講義させていただきました。
基本的には
「ブレーキ」がちゃんと使える(効く)か?
「タイヤ」の空気圧、溝は大丈夫か?
「ライト」「反射板」は装備されており、使用可能か?
「ベル」は装備されており、使用可能か?
「チェーン」の状態は適正か?
という点を、用意した(整備不良の)自転車を基に説明させていただきました。
怖い話かもしれませんが、整備不良の自転車に乗っていた上で、交通事故を起こした場合の事例は、下記URLの記事を参照してください。
あなたは、9,500万円を支払えますか?
産経WEST様
https://www.sankei.com/west/news/130713/wst1307130001-n1.html
交通事故弁護士Café様
https://xn--3kq2bx53h4sgtw3bx1h.jp/kotsujiko-668.html
万が一に備えて、自転車保険に入っておくことをお勧めしておきます。
(指導員の写真は胡散臭さ満点ですが、本当の事です)
先の自転車による交通事故に係る記事を読まれた後に、下記URL先の「サルでもわかる自転車保険」を読まれると解りやすいかと思います。
サルでもわかる自転車保険様
https://jitensha-hoken.jp/insurance/
大事な事なので、もう一度、書き記しておきますが…
自転車保険は本当に大切な事です!
自転車は、自動車よりも手軽にだれでも乗れる乗り物ではありますが、どんな乗り物にも、運転するからには「運転責任」というものがついてきます。
当教習所は、地域の方々へ脅しをかけたいのではなく、みんなで安全な地域社会を作っていけたらと思っております。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
せっかくなので、各項目(計4回の実施)を怪我無く乗り切った指導員のドヤ顔もご覧ください。
●さいごに
車も自転車のどちらも利用している筆者にとっては、自戒すべき点もあり、毎日の生活で「この人は危ない自転車の乗り方をしているなぁ~」という方を多々目撃します。
交通安全教室の内容を再読してみると解るかと思いますが、交通安全は「誰でも心がければできる事」です。
この記事を読まれた地域の皆様にも、交通安全の大切さを理解いただき、弊社の活動に賛同していただければ幸いです。
金町自動車教習所の職員一同、ビルの屋上から皆様の交通安全を願っております。
金町自動車教習所ホームページ