青砥の石窯「プテカ」で忘れられない
「岩のりとシラスのピッツァ」
●青砥住民でも「プテカ」に行くには勇気がいるらしい
やっと行ってきました、青砥の「プテカ」。
そのお噂はかねがね聞いてはいたのですが、なんせね。
ここが難関。
この前を幾度となく、いえ毎朝毎晩通勤通学で通る人でも「ここ、なんだろう」と思いつつ通り過ぎていた人が、きっといるはず。
そう思わせるこの入口。
勇気を出して入ってみたら、第二関門あらわる。
実は、このビニールに覆われているのが「PUTECA(プテカ)」の入り口。ビニールカーテンの磁石を外して中に入る仕組みなんです。
ああもうドキドキ。
入ってみると、すぐに石釜があらわれました。
ここまで来ればホッと一安心です。間違いない、ここはピザ屋ですね!
さて、当日のお昼に予約をしたところ、すでに中のテーブル席は満席。
カウンター席もありますが、人数的にちょっとここは無理。
(個人的にはここで食べたい)
お店の苦肉の策でできたであろう、あのビニールカーテンの内側に、実は4人テーブル席と2人テーブル席が作られていました。
今日は、その特等席です。取材するにはうってつけの席でした!
●さぁ、石窯のピザの味を堪能したまえ。
プテカさんは石窯ピザのお店ですが、実はランチはピザを提供していません。
要するに
ピザを食べたいなら夜に行け
というわけ。(お気をつけて)
もちろん、ピザ! ここのピザ、ずっと食べたかったんだもん!
本物の水牛のチーズを使っているチーズが食べたい! ということで、選んだのは「D.O.C」というトマトとバジルとモッツァレラのピザ。
石窯の様子が見える位置なので、自分のピザが焼けるのがいい!
この石窯はガスではなく「まき」を使用。
この「まき」のおかげで、超高温の窯で、1分ほどで焼きあがるというから、オーナーはずっと窯につきっきりです。
そしてやってきました!
待ち焦がれたマイピザ。
大きなピザなのに軽いからペロッといけて、生地の味がうまい!
ピザを食すというよりも「ピッツァを食す」というほうがぴったり。そう、これ本場で食べる「ピッツァ」ですよ。(行ったことないけど)
「そういえば、ここパスタもおいしいらしい」というもう一人の同行者の意向をうけて、パスタメニューも目を通す。
気になるパスタがいろいろある中、同行者の希望で「カルボナーラ」に。
うん、定番だからこそ、違いがわかるってあるしね。
ベーコンの塩気と、チーズの香り、そして卵のまろやかさ。
ここのカルボナーラハーモニーサイコー。
ピザしか食べない勢いだった筆者も一口食べたらまた一口とすすみ、自称カルボナーラマニアに「食べすぎ!」と怒られました。
●王者あらわる「岩のりとしらすのさっぱりピッツァ」!
さて、もう1枚すごいピザを注文しました。それがこちら。
まず驚いたのが、そのシラスの量!
これでもかとシラスがたっぷりトッピングされてます。
こちらの岩のりは「浜名湖産」。
緑が濃いけれど、味も濃い。
そして、シラスは愛知県の“癒しの島”と呼ばれている「篠島産」です。
なんか旅行してる気分になってきたけど、ここ青砥なんだよなー。
チーズと生地と、岩のりとシラス……
たぶん、みなさんが想像しているだろう味とは別物ですよ!
絶対食べたほうがいい。
●実は「プテカ」はテイクアウトができる!
筆者が食べている間も、何人か「持ち帰り、今いい?」と常連だろうお客さんが。んん? と見てみると、テイクアウトの文字が!
そう、「プテカ」さん自宅呑み派にも優しい味方だったんです。
青砥にはこんな選択肢もあったのか……!
実は、プテカのお隣の「きんさん」(お好み焼き・もんじゃ焼き)でも、プテカのピザを注文できるという情報も入手しました。
今度は「きんさん」でその噂、確かめてきます!
PIZZERIA PUTECA(プテカ)
東京都葛飾区青戸3-32-4
営業時間:
<ランチ>11:30〜14:00
<ディナー>17:30〜22:00
定休日:水曜日
電話番号:03-3604-4838