【限定】鯛だし潮メン
新年を先どるめでたい一杯

亀有どさん子

2018年12月の一押し麺(限定麺)

「鯛だし潮メン」

780円

担当:Gタツ

 

鯛だし潮メン

 

その名が示す通り、鯛出汁が香る素敵な一杯ですが、決して安直なダジャレでなくおめでたい一杯である事は先にお伝えしておきます。

 

では、実食レポートへ移りたいと思います。

 

今回のレポート担当は、こざかしい食レポで定評のある、ウワサの葛飾(ウワ葛)のシステム担当でもある西村。

 

 

テーブルに運ばれてきた、鯛の香りが漂うスープをすすり

「年末の香りがする」

 

早々にこざかしいコメントを放つが、これが実に的を得ているのが私的に悔しい。

 

鯛をさほど食べた事があるわけでもない筆者でも、ハッキリと鯛の味が解る。

認めたくはないが、年末感がハンパない。

 

 

具は、鶏胸チャーシュー、三つ葉、白髪ネギ、柚子皮、ワカメに加え、器の脇にねりワサビが添えられているのがポイント。

 

 

そして麺…長身を生かした箸揚げもこざかしいが、他者では容易に真似できないのも事実。

 

使用されているのは、丸めんの卵麺

気持ち細麺のような印象すらあったが、ボリュームもなかなか。

 

 

しばらく西村からのこざかしいコメントは何も出ず、沈黙のモグモグタイムが続く。

 

しかし!

 

食べるスピードはなかなかの速さ!

 

筆者が写真撮影を行っている間も、遠慮なくズルズルと限定麺を食べ進めていた。

その姿から、この限定麺の美味しさがひしひしと伝わる。

 

 

そして筆者もようやくモグモグタイムに突入。

しばらくすると、西村から「チャーシューにワサビを乗せて食べてみてください」という提案が…

 

 

なかなか素敵なビジュアル。

 

どれどれ…

 

ン!美味しいじゃないか!

 

「鳥ワサっぽくて美味しいですよね!」

筆者の完全敗北で良い。

本当に美味しい。

 

鯛出汁スープとの相性も抜群!

 

 

余談ですが、ねりワサビをスープに溶かして食べると、鼻にツーンとくるアレがほとんど無く、さっぱりと食べられるという事もお伝えしておきます。

 

本気モードのGタツさん

 

先行して試食を行っていた「どさ兄」と「ミワさん」にも感想を聞いてみました。

 

どさ兄「以前の鯛ラーメンは、鯛の上ずみの油のみ使っていたので、「鯛油をつかったすまし汁」のような印象だった。今回は、割烹料理の技法を学んだおかげで、鯛の風味が格段に上がっていて、自分も負けられないと思いました。」

 

ミワさん「スープが美味しすぎて試食で飲み干しました。」

 

筆者も西村もただうなずくばかり。

 

カレーライスのようなホームラン級の味が特徴的だったGタツさんの作る限定麺は、本年の中頃から、「出汁」の魅力を存分に味あわせてくれる麺も出してくるようになってきているのは、「どこまで進化を続けるんだこの人」というのが筆者の大きな感想です。

 

通称:カイザーイン

 

更に今回は、西村みずから「白いご飯をスープに入れたい!」と言い出すという、とても稀な出来事も。

 

スープの一滴も残さずに完食!

 

年末を通り越して、縁起のいい味の一杯!

2018年の〆の一杯として、ウワ葛的にもイチオシです!

 

 

ごちそうさまでした!

 

札幌ラーメン どさん子
亀有南口店

葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363

木曜定休