【舞台】第9回 劇団よしもと葛飾座
舞台裏からこんにちは

◆第9回 劇団よしもと葛飾座

2025年3月9日(日)

テクノプラザかつしかにて

第9回 劇団よしもと葛飾座&よしもとお笑いライブ

が行われました。

第9回 劇団よしもと葛飾座 出演者一同

当舞台は吉本芸人によるお笑いライブと、吉本新喜劇と地域住民有志が「吉本ふるさと劇団 葛飾座」としての公演という2本立てで行われております。

当記事は、主に葛飾区民で構成される第9回劇団よしもと葛飾座(葛飾座)の舞台裏レポートを「劇団員として公演に紛れ込んでいた」ウワサの閻魔大王が進めて参ります。

(お笑いライブの部分の取材は一切行っておりませんのでご了承下さい)

★葛飾座「閻魔大王はスカウトマン!?」

うむ、閻魔大王じゃ!

今回は閻魔大王役をいただきましたので、こんな感じでレポートを進めてゆくぞ。

閻魔大王の言葉により、出演者の名称は全て呼び捨てですΣ(゚Д゚)

タイトルこそ「閻魔大王はスカウトマン」となっておるが、中心となる人間どもはこやつら。

売れないお笑い芸人の彼氏との結婚を許さないお父さんと長女の確執を中心に話は進むのじゃ。

仲良しな夫婦と二人の娘

お父さん役を演じた藤本健太は、葛飾座の初演から出演を続けており、初の主演男優としての公演!

演劇経験0からの藤本の時代が到来した瞬間に立ち会えたのは感慨深いものがある。

また、今回の主演女優、阿部美樹は前回公演(8回)でのリベンジとして「長台詞に挑戦したい」という意気込み、なおかつ台本の覚えも恐ろしく早かった点には脱帽じゃ。

それ以外の面々もそれぞれに頑張っておったぞ!

稽古中の様子

稽古中の様子

子どもたちの良きお姉さんとして、石川ことみ(吉本興業)が今回も子供たちをみごとにまとめ上げてくれた事以外にも、学生アイドル役の女の子たちのダンスの振りつけ指導までしていただき、稽古場の筆頭サポーターとしての活躍が突出していた点も暴露しておく。

「子供たちの成長が凄く、当日にお芝居のリアクションについてアドバイスをしたらバッチリできていた事がめっちゃウレシー!(跳んでる♪←本人希望)」

という事じゃ。

座長的ポジションの芦澤和哉(吉本興業)も記者からのインタビューに対して、「子どもたちのアドリブでネタ台詞を言うシーンで、毎回新しいネタで稽古していたのは凄かった。本当にみんなのおかげで舞台がつくれました。」と言うくらいの成果が発揮されておった。

毎回新しいネタと言えば、結婚を許してもらえない売れない芸人役として出演された漢咲コータロー(吉本興行)がインタビュー時でも言っておったが、稽古で毎回新作ギャグを披露していたのはプロ意識の賜物じゃった!

残念ながら舞台本番で観れたのは、ほんの一部だけだったのが悔やまれる…毎回、動画撮影をしておけばよかったの…か…??

あと、本人からどうしても言っておきたいというメッセージも忘れずに掲載しておく。

雪!大変!(←本人希望)

※本番前日の帰宅時は雪だったのじゃ!

漢咲コータローさん(吉本興行)

写真からわかる通り、稽古は本番が行われるテクノプラザかつしかと同じ場所。

雰囲気はアットホームな感じ…じゃったと思っておる。

それぞれに稽古に対する温度感はあると思うが、ワシの目から見た葛飾座の〝逸材〟奥村健汰についても紹介しておく。

この者、中学2年生当時の第2回 葛飾座から芝居経験0で参加。

それからずっと1年に1度の葛飾座で顔を合わせておる。

圧倒的に自分より年齢が上の大人の中にあっても、それが嫌にならず、一緒に舞台で汗をながしておるのじゃ。

インタビューで彼が言っておった

迷うなら一緒に演りましょう。
今回見に来てくれた方ともご縁があったら嬉しいです。

というメッセージは、この者の体験からの素直な気持ちなのだと思う。

誰よりも真摯に稽古場に足を運んでおった〝逸材〟。

今回は同じチームで絡めた事が個人的にも嬉しかったぞ!

残念ながら今回は配信がないので、舞台に立つ逸材をご覧いただけないのが悔やまれるが、次回の公演(第10回)にもきっと参加してくれる(と思う)ので、一緒に舞台に立つ楽しさを知っていただけたら…嬉しいのう。

公演本番中は、個別の失敗などはそれぞれあったと思うが、大きな事故などなく無事に終了。

逸材

◆取材を受けたぞ

終演後、葛飾のメディア「葛飾経済新聞」「まいぷれ葛飾」に取材を受けたのじゃ。

それぞれの視点で、それぞれに公演の様子を伝えてくれておるので、コチラも拝見してほしい。

葛飾経済新聞の記事

※記事のリンクはコチラ※

まいぷれ葛飾の記事

※記事のリンクはコチラ※

取材中

こんな勝手なメディアコラボが起こるのも…

閻魔大王だからじゃ!

◆公演が終わって

公演終了後は、恒例の卒業証書的な物の授与式。

無事に9回目の葛飾座の公演が終了したが、本年は特に、怪我や病気で直前に出演が出来なくなったキャストはおらず、参加希望者が全員揃って葛飾座の舞台に立てた事が特に良かった!

吉本興行の担当者の方が話をしてくれた、葛飾座の命題にある”世代間交流”。

小学生から後期高齢者まで、舞台を通じて1つの事に取り組める機会があるというのは素晴らしい事じゃ。

葛飾座の出演者から預かった、次回公演(第10回葛飾座)へ、興味をもった皆様へのメッセージも最後に伝えておく。

★葛飾区の皆様、自分が両さんや寅さんになりたいという方は、ぜひご参加下さい!

★稽古の期間から心豊かに、心に余裕ができます。

★やったらやったで、最初の一歩を踏み込んでもらえれば、アットホームな仲間ができますよ。

★舞台に立ったらアイドルになった気分になれますよ♪

★子どもから大人まで仲良くやっています。ぜひ来年は参加して下さい。

★子育てで舞台の出演を諦めている方にもぜひ参加してもらいたいです。

出演される方も、

観て下さる方も、

1つの舞台をきっかけに、多くの方が笑顔になれたらと思う!

次はお主も一緒に葛飾座の舞台に出るのじゃ!!

以上!

閻魔大王じゃ!

新小岩の閻魔大王様にもお世話になりました!!