【限定】比内鶏塩つけ麺
丁寧な仕事と絶妙バランス!スープ割必須

亀有どさん子

2018年4月の一押し麺(限定麺)

「比内鶏塩つけ麺」

800円

担当:Gタツ

 

編集長休暇中につき、またしても試食&レポートを仰せつかりました近藤です。たなぼた!

暖かくなってきて、つけ麺も恋しいこの季節。なんともシンプルなつけ麺が爆誕したという。
今回は社内のデザイナー女子(BMI値18)とシステム担当(BMI値20)を引き連れて、デザイナー私(BMI値22.5)がレッツ★レポート!!

 

社内の技術職担当3人が集まることは意外と珍しく、話も弾む。
技術のこと、体制のこと、ライフハック…と思っていたが、

  • ・好きな野菜って何?
  • ・じゃあ魚は?
  • ・寿司ネタだったらまた話変わってくるじゃん!
  • ・肉ランキング3種(牛・豚・鶏)って変動制だよね

というとても高尚な会話に終始していると限定麺到着。

まずはBMI18が一口。手首ほっそ。

 

「…美味しい…!!!」

そう、本当に美味しいものを食べた時、その感想はとてもシンプル。

BMI値にかかわらず、だ。

今回も随所に手間暇を惜しまない丁寧な仕事ぶりが光っている。

例えばこの今にも崩れ落ちそうなチャーシュー。BMI値20に言わせると

「お母さんライオンが子ライオンを口にくわえる力でもちぎれちゃうやつ」である。
「すごく柔らか」ってことをメルヘンに言いたかったのだろうが、想像すると逆にグロい。

 

さぁ、ここで公式の紹介文を引用しよう。


「比内鶏塩つけ麺」800円

普通盛り200g(茹で前)、大盛り300g(茹で前)
※茹でると約1.5倍になります。

soupは、比内地鶏ガラと水だけで取ります。
余分な野菜や魚介類は一切入れませんでした。

じっくりと旨味だけを抽出します。

塩だれは、豚バラ肉を煮込んだsoupと真昆布のだしを併せて塩で整えました。
麺は、中細ストレート麺を使用しのど越しを重視してます。
具には、豚バラ肉の柔らかい自家製茶シュー2枚、自家製メンマ、ネギ、白ごまとなります。

味変用に自家製レモン酢をご用意させて頂きます。


サラっと引用したけど「は?!」「マジで?!!」と思わされる箇所が多数。
スープを「soup」表記する驚きとはまた別の話。

まず、soupが鶏ガラと水だけとは思えない深みがあるのだ。
それなのに鶏の臭みや塩のエグさは皆無。

「鶏!」「塩!!」「以上!!!」と言われればその通りで、
複雑さがないのだが、シンプルさ故に多少多いと思われた麺もどんどん進んでしまう。

チャーシューはもちろん、メンマまで自家製であることにも脱帽。
そしてもう一つ自家製が。味変用の「レモン酢」である。

一気にサッパリ感があがって、これまたスルスルと食べ進めてしまう。
レモン酢だけで少し試飲させてもらったが、サッパリほろ苦くも果実味があって。
「炭酸で割って夏の朝にどうぞ★」ってデパ地下でごじゃれたビンに入れてあれば250ml1,200円はかたいだろう。

一通り楽しんで完食…の前に伺ってみる。

我々「スープ割できます?」

Gタツさん「もちろんですよー。今お持ちします!」

そうして一旦下げられたsoup。ここからまたGタツマジックである。

わかめをINされて帰ってきたsoup第2形態、何やら色味が違う…?
あれ、ひとすくいしたら香りが全然違う?!

Gタツさん「魚介だしで割ってます」

マジかよ?!!それってもう別のラーメン出来てるじゃん!!!しかももちろんスープ割無料!

誰も盗らないからブレるほどのスピードで飲むな!気持ちはわかるが!!

これは、先ほど多めと思われた麺をあえてスープ割タイムまで残して、別の小ラーメンとして楽しめるポテンシャルを秘めていることを意味している。控えめに言って最高である。

ペロリと平らげしばし放心。口元にほのかな笑みを浮かべながら…。

 

最後に、Gタツさんの手間暇惜しまぬ素敵な仕事ぶりがわかる会話を。

 

私「いやー、鶏ガラと塩だけなんて思えない深さと美味しさでした!」

Gタツさん「ありがとうございます!」

私「いえいえ、こちらこそ!全然臭みとかなかったんですが…?」

Gタツさん「いや、素材が良いですからー」

私「(それだけで…?)なんか、血合いとったり下処理したりとかせず…?」

Gタツさん「あ、それはやってますけど」

 

…そもそもの意識が高いぃぃぃいぃぃーーー

 

 

今月も間違いなくおすすめです!!!

 

 

札幌ラーメン どさん子
亀有南口店

葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363

木曜定休