【金教トピックス】やめて~!あおり運転
優しさ重視でオネシャス!
●あおり運転が厳罰化
2020年6月30日
あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道交法が施行されました。
“常磐道あおり運転殴打事件”(ガラケー女のオマケ付き)が記憶に新しいかと思いますが、こうした状況を受けての厳罰化となります。
ざっくり言うと、運転中にキレて他人の車を追い回したりしちゃうのは“罪”となるという事です。
志村●的に言うならば
「怒っちゃや~よ」
というヤツですΣ(゚Д゚)
●あおり運転はどのような犯罪にあたるのか?
あおり運転の正式名は「妨害運転」と言います。
内容としては、
「他の車両等の通行を妨害する目的で、急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反を行うこと」
がコレに該当します。
厳正な取締りの対象となり、最大で懲役3年の刑(50万円以下の罰金)。
また、あおり運転(妨害運転)により著しい交通の危険を生じさせた場合は、最大で懲役5年の刑(100万円以下の罰金)となる場合もあります。
さらに!免許取り消しという素敵なオマケ付きΣ(゚Д゚)
罪状としては「妨害運転罪」や「危険運転致死傷罪」となります…
がッ!
『これに当てはまらないじゃ~ん』とヘリクツをこねる方に注意して頂きたいのは、警視庁の該当ページに
「あらゆる法令を駆使して、厳正な捜査を徹底することとしています」
と記されているので、悪いと思う事はやめときましょうね。
警視庁参考ページ
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/aori.html
●ちょっとした考え方
過去の教習所ブログでも、あおり運転(妨害運転)について実は“むねたけ”さんが丁寧なアドバイスをされているので、あらためて紹介します。
タクシー会社の所長をやっていたころに、乗務員さんによく言っていた事として
「他のドライバーを注意するのは警察の仕事で、あなたたちがすることではありません。」
「“ドケ”という気持ちでクラクションを鳴らすことは絶対にしないように。」
この2つは絶対にトラブルになる=自分の身に降り注いでくるトラブル
自分が「あぶない!!」と思うことをされて頭がきても、「いずれ警察に捕まる人だろう。」と思って、やり過ごすことが1番無難。
クラクションを使う為の理由
あおり運転にあってしまった場合、絶対にやってはいけないことは、「やり返す!」という事
運転業界の大ベテランからのアドバイスなので、一読しておくと「なるほど!!」と凄く腑に落ちます。
●自転車も自動車と同じ
ちょっとヤンチャな中高生の保護者の皆様、または当事者の子には特に知っておいていただきたいのですが、あおり運転(妨害運転)は自転車でも罰則が課せられますのでお気を付けください。
参考記事-朝日新聞DIGITAL-
https://www.asahi.com/articles/ASN6Y5T5QN6YUTIL00K.html
余談ですが、自転車は基本的に道路を走行するという認識をされている方が多いかと思いますが、道路には進行方向というものがあります。(基本は左側)
路上教習を行っていると、道路を逆走してくる(教習車に正面から向かってくる)自転車は特に多く見られます。
場合によっては罰金刑などが課せられるので、こちらもご注意ください。
参考サイト-自転車の道路交通法-
https://law.jablaw.org/rw_pos_basis
いつも言っていますが、交通事故で幸せな事は1つもありません。
交通事故の危険性を1つでも減らせるよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
●さいごに
あおり運転(妨害運転)の加害者より、被害者の方の方が圧倒的に多いかとおもいます。
筆者も過去数回、被害にあったことがありますし、正直に「髪の毛が金色に逆立つくらい腹がたちました」
ただ、よくよく考えてみると、そんな危険な輩を世の中が放置しておく事は無いハズなので、筆者に酷い事をした輩はそのうち小菅某所に入れられることだと考える事で“どうでもいいこと”として流す事にしました。
天気の良い日に屋上から見る空も気持ちがスッキリするので、教習所の学習に行き詰まった時は、空を見るのもオススメです!
荒れ気味な事も書きましたが、これからも金町自動車教習所の職員一同、ビルの屋上から地域の“おだやかな”交通安全を願っております。
そして、運転はやさしさ重視でオネシャス!
金町自動車教習所ホームページ