【限定】亀有どさん子 「カレーつけ麺」
隠し味の甘くて白い秘密
「カレーつけ麺」
¥720-
担当:Gタツ
葛飾の皆さん、お久しぶりです。
つけ麺といえば私、「美喰撮威・漬麺男」の出番!
という事で、2016年4月の亀有どさん子さんの限定麺へ闘いを挑みます。
今回の限定麺はその名の通り「カレーのつけ麺」
命名の理由は「あまりこだわった名前をつけても、逆に伝わらない」というGタツさん。
まさに「いぶし銀」の2つ名が示す通り、渋くて深い答え。
だが、肝心の味はどうか?
過去にお店で食べた「カレー系」の食事の中では「少々辛め」のつけ汁。
つけ汁の中には「挽肉」と細かく刻んだ「玉ねぎ」
細かい具材が平打ちの麺によく絡まって美味い。
麺の上に添えられた野菜「ジャガイモ」「カボチャ」「ニンジン」「チンゲン菜」を順次、つけ汁に落として味わう。
つけ汁の「カレー」が良い相乗効果を与る事で、野菜本来の味がより美味しく感じられる。
そういう意味では、カレーが万能調味料としての役割を果たしていると言え、麺と交互に食べる事でカレーの味に飽きる事なく、最後まで美味しく食べ進められる。
だが!
これだけで終わる限定麺ではない。
ひとしきりカレーを楽しんだところで卓上に添えられた「チーズ」を投入。
聡明なウワサの葛飾(ウワ葛)読者の諸君ならば、既にお気づきだろう。
カレーを「大空翼」に例えるなら、チーズは「岬太郎」
「ザ・松田」に対する「雪藤洋二」
「両津勘吉」に対する「大原部長」
のようなもの。
まさに味の黄金二人組也!
一気に麺を食べ進む。
ここで筆者は言う。
「半ライスを下さい。」
カレーつけ麺と言えば「白米」
ここでいう「白米」は「日向小次郎」であり、
「板垣総理」であり、
「中川圭一」だ。
当流極意書にも記されている「咖喱利増徒」に死角無し!
慌てず、騒がず、心静かに…完食。
ひとしきり完食し、今回の限定麺について、制作者のGタツさんへ限定麺の秘密を伺った。
G:今回の限定麺はシンプルなんですが、つけ汁へ「揚げ玉ねぎ」と隠し味に「生クリーム」を使ってます。
野菜を別に添えたのは、最初からつけ汁に入れてしまうと、野菜の甘みが最初からつけ汁に溶けだしたりして、カレーの味が壊れるからです。
あと、野菜の色で麺の見た目が鮮やかになると思ったので。
シンプルながらも、その裏には必ず料理人としての技が隠されているGタツさんの作る2016年4月の限定麺。
この記事の真価は、あなたの舌で感じて下さい。
「ごちそうさまでした!」
札幌ラーメン どさん子
亀有南口店
葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363
木曜定休