こわい虫はこわくない、けどちょっとこわい

皆さんおひさしぶりです。

 

カマド・ウマ太郎です。

 

 

この夏、多忙にかまけて記事をあげられず、

申し訳ありませんでした。

 

2ヶ月にわたり「ウワサの葛飾」をガン無視していたので、

編集されている編集長が怒っているだろうなぁ、と、

常々心を痛めながら生活しておりました。

 

編集長、呪わないでくださいね。

 

 

さて、秋と言えば、

スズメバチのシーズン。

 

 

マスコミなんかでも秋になると、

「スズメバチハンター、凶暴蜂との戦い」

的なニュース特集やりますわね。

 

 

まあ、確かにスズメバチによって多くの人が被害にあっていますし、

ウマ太郎自身もハチには何度も刺されています。

 

 

あの痛さと言ったらあなた、とんでもないですよ。

肌にあっつあつの、焼けた針が刺さったような感じなんですよ。

 

 

だから人は皆ハチを恐れるんですよね。

 

 

でも、本当にハチって恐ろしい生きものなのでしょうか?

15歳の不良みたいに、誰彼かまわず喧嘩を吹っ掛ける生きものなのでしょうか?

これをテーマに今回は「スズメバチ」を取り上げていきたいと思います。

 

 

はじめに、葛飾区で見られるスズメバチを紹介します。

実は色々な種類がいるんですよ~。

 

水元公園のヒメスズメバチ

 

いやー、若山富三郎を髣髴とさせるこの貫禄。

スズメバチ界、いや、生物界の、

「エメリヤエンコ・ヒョードル」と言っても過言ではないです。

 

ヒョードル古いか。

最近の強い格闘家知らないのでね。

すみませんね。

 

まあとにかく、

一番気をつけなければならないのが、オオスズメバチです。

 

その他にも、

 

水元公園のコガタスズメバチ

 

見た目はオオスズメバチにソックリなコガタスズメバチ

これもよくいます。

オオスズメバチより「小型」なスズメバチです。

 

 

水元公園のヒメスズメバチ

 

なんとアシナガバチの巣を襲って食べるヒメスズメバチ

奥に写ったアシナガバチの顔見てください。

 

完全にビビってますわね。

 

もう仁義なき戦いですね。

広島弁の世界ですわね。

 

 

その他にも大きな巣をつくるキイロスズメバチや、

チャイロスズメバチなどなど、様々なスズメバチがいます。

 

 

まあ、写真だけでも怖い感じを受けますよね。

襲ってきそうだなあというオーラを感じます。

 

でも、彼らからしてみれば、

我々人間なんて「シン・ゴジラ」級にデカい生きものです。

 

本当に襲いたくて襲っているのでしょうか?

私ならゴジラがきたら自衛隊にまかせて逃げるけどなあ。

 

 

そう、スズメバチが人を襲う理由、

それは「ファミリー(巣)を守る」、それにつきます。

 

そう、ゴッド・ファーザーとそう変わりはないんですね。

ファミリーは何より大切なのです。

 

我々だって大切な家族がすむマンションがゴジラに襲われそうになったら、

何らかの方法でゴジラの気を引きますよね。

 

 

スズメバチの場合、

強力な毒針があるので、それを使って襲ってくるのです。

でも、できれば人間と闘いたくないのです。デカいですもの、人間。

 

 

つまり、巣を離れて獲物をさがしているハチは、

こっちからちょっかいかけなければ襲ってくることはまずありません。

要は巣が近くにあるから、襲ってくるのです。

 

 

スズメバチは自然界において、他の小さな昆虫を食べ、

一部の生きものが大量発生しないよう、バランスを取ってくれている大切な生きものです。

 

 

確かにちょっと怖いし、刺されると痛いですが、

某マスコミみたいに、むやみに怖がるのは、

私は嫌だなぁ、と思います。

 

 

皆さんもあんまり怖がらず、

近所の怖いお兄さん感覚で、つかず離れずそっと見守ってください。

それではまた。

 

 

 

 

編集長も近所の怖いお兄さん感覚で、カマド・ウマ太郎を見守っています。