葛飾区名誉区民顕彰式
2018年師走・新たな名誉区民が誕生

2018年12月27日(火)

葛飾区役所にて、葛飾区名誉区民顕彰式が行われました。

名誉区民の概要については下記の通り。

葛飾区は平成24年10月、区政施行80周年にあたり、公共の福祉または社会文化の興隆に功績があった区民の事績をたたえるため、「葛飾区民名誉区民制度」を創設し、4名の方を名誉区民として顕彰しました。

この4名というのは、小宮康孝 氏(染色家)・山田洋次 氏(映画監督・脚本家)・福田 千惠 氏(日本画家)・秋本治 氏(漫画家)。

 

名誉区民4名のプロフィールについては、葛飾区の公式サイトを参照

http://www.city.katsushika.lg.jp/information/1000074/1005528.html

先の名誉区民選出より年月を経て、あらたに2名の方を名誉区民として顕彰し、顕彰式が行われたという運びになります。

新たに選出された2名のプロフィールをご紹介


小宮康正 氏(染色家)

小宮康正(染色家)

長年にわたり、葛飾区伝統産業職人会の一員として、葛飾区の伝統産業振興に貢献している。

重要無形文化財。親子三代で人間国宝。

 


高橋陽一 氏(漫画家)

高橋陽一(漫画家)

代表作「キャプテン翼」を通じて葛飾区の地域振興や観光資源創出、青少年健全育成などに多大な功績がある。

 

葛飾区長(青木克徳)からは、お二人へ「それぞれの分野で活躍していただき、葛飾区のイメージを高めていただいた。葛飾はものづくりの町として大きく発展するように先頭に立ってもらいたい。これからもお二人の活躍を期待しております」と祝辞をおくられました。

新しい名誉区民からのご挨拶もご紹介。

小宮康正 氏より

身に余る光栄です。

祖父が浅草で開業し、水を求めて葛飾区へやってきました。

名誉区民という称号に重圧を受けておりますが、これからも葛飾には、こんなものがあるんだよとアピールしていきたい。

と、緊張気味にご挨拶。

 

高橋陽一 氏より

父・祖父と共に葛飾で育ち、尊敬する山田洋次監督や、先輩の秋本治さんと同じ称号をいただけて光栄です。このことは、まず母にも報告したいと思います。

漫画が文化・芸術として認められたことも感じております。

 

最後に、お互いについて少しコメントをいただきましたので、そちらもご紹介。

小宮「子供と一緒にキャプテン翼を観ていたら、私の方が夢中になってしまいました。これからも応援しています」

高橋「漫画は新しい文化ですが、伝統ある文化と一緒に肩を並べていただけることをうれしく思っています」

 

 

お二人とも、ありがとうございました。

それぞれに感じる喜びや重圧もたくさんあると思いますが、お二人が一所懸命に一つの事を真摯に取り組み続けていた結果でもあると思います。

小宮様、高橋先生、おめでとうございます!