【R7.6月限定】三位一体の黒きつけ汁!!
〝アゴ出汁醤油つけ麺〟の巻
札幌ラーメン どさん子南口店
2025年6月の一押し麺(限定飯)
アゴ出汁醤油つけ麺
980円
大盛り+240円
担当: Gタツ(G師父)

◆漬麺男より
やぁみんな!
24ヶ月ぶりだな!
最近はもっぱら港の男
「美喰撮威・漬麺男」だ!
登場頻度がどんどん減ってきているのは気にするな!
昨今のウワサの葛飾(ウワ葛)では海原〇山的存在としてMaison144の雪平師父の存在が欠かせないという事で、ご多分に漏れず雪平師父の感想を交えての闘いの様子をお届けしよう。
聡明なドサンカー(亀有どさん子愛好家)の諸君に説明は不要かと思うが、ここでいうアゴとは、燃える闘魂的な顔面の部位ではなく、トビウオの事だぞ!

◆どさ流極意書より
まずは今回の相手(限定麺)の分析から。
[Soup.]
焼きアゴ、昆布、鯖節、干し椎茸という編成。
実は昨年の限定麺として登場したアゴ出汁ラーメンと同じ!
[タレ]
特選醤油&たまり醤油のW醤油をベースとしている点までは同じだが、隠し味として〝甘み〟を加えている。
[油]
アゴの香味油
これらが三位一体となりて「つけ汁」と化す!
認めたくはないが、またもジェットストリームアタックなのか!?

[具]
メンマ、カイワレ大根、糸唐辛子、フライドオニオン、鳥レアチャーシュー
具材の中で、やはり特筆すべきは鳥レアチャーシューの製作技法!
鳥肉をおろし玉ねぎ、塩麹に1日漬けた後に低温調理。
さらに表面を焼く事で食欲をそそる香ばしさを加えてあるという。
フライドオニオンの食感もまた良し!

[麺]
つけ汁との相性を考慮して、細麺を採用。
気が付かない方もいるかと思うので伝えておくが、今回の麺(器)の下には麺が乾いてくっつかないよう、椎茸出汁が器の底に忍ばせてある。
昨今のつけ麺では、昆布水の使用が主流となっているが、まさかの椎茸出汁を使用した背景には、昆布の価格上昇と、スープでも椎茸が活用されているので、味の親和性を狙ったという点があるという。
こうした創意工夫の積み重ねが、この店の味を支えているのかと感じた。

◆汁完の雪平師父より
言いたくはないですけど
「スープが麺によく絡んで美味いです!」
確かに言いたくはない台詞だが…
つけ汁に少しトロみがあるおかげで、思った以上につけ汁が麺に絡んでくるのも事実!
「個人的に、つけ汁を食べるといつもスープが足りなくなるんですが、今回は大丈夫でした。」
そして汁完へ。

「あくまでも個人的な感覚ですけど、お蕎麦に近いような気もします…そう、キノコが入った蕎麦とか。」
あながち間違いでは無い。
随所で椎茸が良い仕事をしている点を考えると、確かに腑に落ちる!
「あと、つけ汁の見た目が真っ黒いのに(味が)軽いのは驚きました!」
確かに!黒きつけ汁から想像する濃厚な醬油味では全く無い!
余談だが、これは外道麺でもない。
「峠の名物感すらありますね。」
本能のままに行動不能に高まる衝動。
納得しすぎて、完全敗北の我。
もう、どうなってもいいや
である。

◆製作担当のG師父より
実は毎回、味のバランスを気にしています。
当初の予定だと、つけ汁に甘みも加えていませんでした。
つけ麺の場合は特に麺をつけ汁に漬けると味が変わりやすいので、直感で分量を決めて、微調整をしてハマるところを探っていくのですが、今回は様々な事情から、当初予定していた限定麺が出来なくなり、短い時間の中で必死に完成させた一杯になります。
美味しく召し上がっていただけたら嬉しいです。

美味しく
完・食ッ!!
ごちそうさまでした!
残ったスープ…
君ならどうする?
雪平師父のように、そのまま汁完!?
美和さん推奨のカイザーイン(ご飯を入れる)!?
最後はどうなっても happy ending
それなら好きにするがいい…

劇終
札幌ラーメン どさん子南口店
葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363
営業時間(通常)
12:00~14:00/18:00~24:00
木曜定休