徹底検証!葛飾区は新宿区のビルを見るか?
金町駅前南口にそびえるタワーマンション、ヴィナシス金町。
2009年に竣工したばかりの新しいビルで、地上41階の高さは(2015年8月現在)葛飾区一だ。
それほどまでの高さがあれば、都心のビルまで見渡せるのではないか?
というわけで検証してみた!
…といっても上層階はタワーマンションなので居住者と関係のない人は勝手に入れない。
しかしヴィナシス金町に併設されている商業施設フロアの方は居住区とは関係無いため、
一般人でも自由に立ち入り可能。
こちらの最上階、7階からの風景を確かめてみる。
(※なお、雪が積もっていることから分かるようにこの写真を撮影したのは空気が綺麗に澄んでいた2月の早朝です)
右側に見えるのはおなじみ、アリオ亀有。
(分かりやすく薄く色を付けてあります)
そのとなりに高いビルが見えるが、これは方角的に池袋サンシャインビルだろうか?
もう少し左側を見てみると、うっすらとビル群が見える。
その中に先細りの特徴的な形状(に見える)ビルがあるが、
これは代々木にあるNTTドコモのビルだろうか?
ちなみにスカイツリーは、左側にあるビルが邪魔をしててっぺんの辺りしか見えない。
さて、空気が非常に澄んだ日にはかなり遠くのビル群が見えることがわかった。
しかしこれが池袋や新宿の高層ビルだということを検証する手段はあるのだろうか?
Google Earthを使えば、立体で地図を見ることが出来る。
これを使って、3D画面上に自分の見たのと同じ風景を再現。
こちらは空気のよどみもないし自由に近づくことも出来るので、
あのビルの正体が確かめられるという寸法だ。
あの日筆者はこのあたりからこの方角を向いて写真をとった。
ということは、このままカメラをこの方向にずっと移動していけば…
はい、まずアリオ亀有に到着。
ということは、このまま直進すれば写真で、
アリオの左奥あたりに写っていたビルのもとへと辿り着くはず。
だんだん見えてきた!
ビルの並びも形状もあの写真に近いので
このまま直進。
到着!
予想どおり、あのビルの正体は池袋サンシャインシティビルだった。
なんと葛飾区のビルから池袋を望む事ができるのだ!
同じように今度は特徴的な先細りビルの方角に直進。
こちらも予想通り、あのビルは新宿区代々木にあるNTTドコモビルだった。
ちょっと歩けば千葉との境目にある葛飾区金町からでも、
山の手を挟んで反対側にある東京都心部のビルを望むことが出来る。
ラピュタは本当にあったんだ!的発見に思えるのは私だけ…だろうか。
ちなみに7階部分からでもこの景色が見えるのなら、
最上階の41階からはさぞかし遠くの風景が望めるはず…だが、
それは入居者のみぞ知る。
確かめるためにここの最上階に入居…
したいところだが、さすがに「億」用意するのはちょっと無理かな。
※もし、41階フロアにお住まいの方で我々に「お部屋からの景色を見せてあげても良いよ」という方は、ウワ葛編集部までご連絡をいただけると嬉しく思います。