寅さんサミット2022ざっくりレポート
皆さん街を楽しんで!
◆寅さんサミット、約3年ぶりの通常開催
2022年10月29日、30日
柴又地域各所にて、寅さんサミット2022が行われました。
映画「男はつらいよ」のロケ地の方々を柴又にお呼びした特設会場を設置し、柴又帝釈天参道、寅さん記念館などが協力しての寅さんサミット開催は、2019年の開催依頼。
残業ながら、29日のみの参加ではありましたが、当日の柴又の様子を皆様にもお届けできればと思います。
◆ようこそ柴又
柴又に到着して、まず最初に感じた事は、
「賑やかな柴又が戻ってきた?」
という点。
当然、久々の寅さんサミットという街をあげてのイベントが行われているからという点もあるだろうが、それでも観光地としての柴又へ多くの人が足を運んでくれたという事は事実。
寅さんを愛してやまない観光館内を行うボランティアの方も大活躍でした。
帝釈天参道では、期間限定メニュー、地域コラボメニューといった飲食も充実。
通常の食べ歩きのお供として定番の草団子以外にも、様々な飲食物やお土産、飴切りやそば打ちの様子を見れたりと、久々に観光地としての柴又を満喫しちゃいました。
後から買おうと思っていた「玉子焼き串」が食べられなかった事は特に悔やまれますので、コレは近いうちにリベンジしたいです。
◆男はつらいよロケ地が集う特設会場
寅さんサミット2022では、柴又以外に18カ所の「男はつらいよ」ロケ地の自治体からブース出展がありました。
地頭鶏の炭火焼の煙をあげるブース(宮崎県日南市)
美味しかったです!
寅さんの人形がお出迎えしてくれるブース(静岡県島田市)
葛飾区民でありながら、生まれ故郷「岡山県高梁市」の伝え大使としての使命を全うする平松伸二先生は開始からひたすら色紙に自身の漫画キャラクターとサインを描かれておりました。
キャプテン翼CUPで、すっかり味を覚えて気に入ってしまっている「みそつけきりたんぽ」が特に美味しい秋田県鹿角市も!
つい先日、南葛SCの試合で出かけた「茨城県つくば市」や、
満腹すぎて食べられなかった「千葉県松戸市」の矢切ネギコロッケなど…
こうした氷山の一角的情報でも、それぞれの街が楽しい場所である事が伝わればと思います。
◆隠れた工夫が楽しい第二会場
第二会場は寅チッチの「セキグチ」「BEAMS」「松竹」といった主に企業ブース中心の場所という印象。
とにかくカワイイ♡寅チッチブース。
どうやら、寅チッチくんやさくらチッチちゃんも遊びにきていた様子ですが、この日は会えず…残念。
松竹さんが用意して下さった、寅さんフォトスポット。
余談ですが、松竹のスタッフの方の中に、「男はつらいよ 寅次郎真実一路」(第34作)にも登場した「宇宙怪獣ギララ」のTシャツを着用された方がいたのが驚きでした。
そして、ステキな寅年の寅さんステッカーもいただいちゃいました。
BEAMSさんのグッズもまた良し!
ちょっと寂しげな感じではありましたが、インスタフレームで記念撮影をされる方も大勢いらっしゃいました。
個人的に撮影しましたが、ここでは載せません(笑)
◆ステージ/特設会場
「男はつらいよ」ロケ地の自治体のブースが集まる特設会場のもう一つの楽しみは、ステージイベント!
各自治体によるの地域の魅力を伝えるPRタイムや、伝統芸能などを披露する文化交流も行われました。
個人的に注目したのは、高校2年生の石黒ヨンペイさんのパフォーマンス。
比較的年齢層の高い方々が集まるイベントで、年齢的にはまだまだ若い彼がステージで自身のパフォーマンスコーナーだけではなく、時にはMCとして活躍していた事に驚きました。
若い世代にもこうした大勢の人前に出れるチャンスがあるというのは微笑ましく思います。
石黒ヨンペイHP
若い世代と言えば、今年5月にかつしか観光大使に就任した大人気グループ、 Fischer’s(フィッシャーズ)のリーダー、シルクロードさんが本日のトリに登場。
この日、最も人が集まったステージであった事はまちがいありません。
トリだけに、トリ(ハト)の話を交えつつ寅さんサミットを盛り上げてくれました。
寅チッチくんも登場し、来場者の皆さんとのじゃんけん大会が行われて舞台は終了。
シルクロードさんが最後に「皆さん街を楽しんで!」という言葉がこのイベントの根幹を捉えているなと強く感じました。
日本の原風景を守り、後世に伝える
そこにある自分たちの街が好きであり、生活が楽しくなければ人に伝えたいとは思いません。
若い世代の方々にも、寅さんサミットが街を楽しむきっかけになってくれたらいいですね。
我々も、もっと葛飾の街を楽しみま~す!