【限定】まさにヤメトマ!
亀有どさん子の「海老とりつけ麺」
亀有どさん子
2017年11月の一押し麺(限定麺)
「海老とりつけ麺」
並 750円(大盛950円)
担当:どさ兄
昨年末から、およそ11カ月ぶりの登場だが、
つけ麺と言えば、私、「美喰撮威・漬麺男」の出番!
今回も2人の仲間と共に、2017年11月亀有どさん子の一押し麺(限定麺)との闘いをお届けしよう!
およそ11カ月ぶりでも、お作法は忘れずに焼き餃子から。
美味ッ!
これを食べる事で、限定麺を欲する自身を抑制。
限定麺を作る漢の背中から、ただならぬ闘気を放つどさ兄。
入店の際に、いつもの笑顔がなかった点も「今回の麺」への本気度が伺える。
麺着!!
レモン・海苔・ネギ…だけだと!?
赤みがかったスープの上にはネギ。
スープの下にも具材は無さそうだが…
いざ、尋常に実食!
いただきます!
!!
参りました!
先に試食組の感想だけ羅列しておく。
「やめられない、とまらない」(2名)
「海老の後から鶏が追いかけて来る」
「(笑顔)こりゃいいな! 海老>>>鶏」
「凄い海老!なんなら殻がある!」
「殻のカリっとした食感が美味い“」
「スープが薄くなるまで食べ続けられる」
「スープで酒が飲める」
「このまま(残ったスープを)帰してはいけない」
「海老に殴られた」
感想が確実に狂っていやがる!
我々を狂わせた、どさ兄の「海老とりつけ麺」の秘密を、ここで公開しよう!
今回の麺は、三種類の汁(soup)を合わせたつけ麺だという。
第壱汁:鶏皮(首皮)だけを強火で炊いてからトロトロにしてミキサーしたsoup
第弐汁:normalの鶏ガラと節類を煮たsoup
第参汁:赤海老を仕入れて塩水に浸けて味を整えてから焼き、それから干してアミノ酸を増殖させ、サラダ油にニンニク、鷹の爪で香りを着けてから丸ごと(頭も殻も身も全て)をミキサーにかけた物。
これらを合わせて塩だれで味付け。
麺は中太の多加水麺を使用。
実は、どさ兄自身には「海老=臭い」というイメージがあり、海老を使った麺は作りたいと思わなかったという。
懐石料理を作っている方から、海老の塩辛の作り方を聞いて「つけ麺ならイケるかも」と閃いたのが制作のキッカケとの事。
結果「やめられない、とまらない」と言わしめる程の濃厚海老スープが完成。
さらに!この汁(soup)について伝承しなければならない重要案件は、まだ2つもある!
重要案件其の壱
「レモンいいよね!」
ラーメン(つけ麺)のレモンが苦手だという、同行者の3ちゃんも
「これは途中でレモンを絞った方がいい!」
と、喰い改めさせられる程の味。
これは、どさ兄制作麺に見られる「味変」の妙技の冴えを味わって欲しいので、最初からレモンは絞らないようにキヲツケロ!
重要案件其の弐
「米かぁ~!」
残ったスープには、スープ割りも出来るが…
「ご飯を入れるべし!」
これは、スープ割りを頼んだ同行者の3ちゃんが「やっぱ米が正解だったかぁ~」と食後に唸ったほど。
普通の店なら、自身でスープにライスを投入する奥義「懐漸阿因」(カイザーイン)を炸裂させるところだが…
「ここはどさん子だぜ」(by氷室●介)
どさ兄が「至高のおじや」として提供してくれる。
最後まで非の打ちどころが無い一杯!!
実は、試食が10月という事もあり、亀有どさん子最強メニューの座を欲しいままにしていたカレーライスと一緒に食べるという、誰もが羨み憧れる行為に及んだのだが!
だが!!
あの亀有どさん子のカレーライスと対等に戦えるメニューこそが、この「海老とりつけ麺」だと断言できる!
それくらい、ハッキリ美味いと断言しよう!
ごちそうさまでした!
この記事の味を確かめるのは、聡明な読者である貴方だ!