【R6.5月限定】驚き満載★裏切る予想
香ばしきニボあぶらそば
亀有どさん子
2024年5月の一押し麺(限定麺)
「 香ばしきニボあぶらそば 」
920 円
担当:どさ兄
「毎月毎月新しい一杯を開発し続けて、もうやれる掛け算は無いでしょう…?」
皆さんもそう思いますよね。私も思いました。
でも、あるんですって。
そう、どさん子亀有南口店(と書いて「ここ」)には、ある。
過去にも同じ商品名の限定麺がありましたが、全くと言って良い別物。
今回も最初から最後まで、良い意味で裏切られ続ける様子をレポートします。
本日の同行スタッフはこちらの二人。
急遽の声掛けにも快諾いただき、ノコノコと 足取りも軽く着席!
到着したのは2種の丼…
そう、今回は「醤油」と「塩」が選べます!
はいここ、最初のびっくりポイント!!
腹ペコ同行スタッフも精一杯写真を撮るなどして協力してくれますが、
早く食べたい気持ちがビシバシ伝わってくる。
お預けワンコ状態申し訳ない、召し上がってください。
「や、優しい…!」
「麺、もっちもち!!」
「これ、朝から食べられる…むしろ朝から食べたい…」
「油そば=ガッツリ系」の想像を裏切る繊細さ、奥深さ、愛しさ、切なさ…(古すぎて新しい)。
最初の一口が第2のびっくりポイントです。
油そば、と聞くと、最初の一口で感じるのは「脂のパンチ」とか「塩味」と想像しませんか?
これは「出汁の旨味と深さ」なんです。上品さすらあって。
それでは、読むだけで食欲増しちゃう詳細のご紹介です。
昨年との違いも分かりやすくご説明いただきました!
香味油
昨年はネギ、ニンニク、生姜油であったところ、今回は煮干し油ONLY。
これが最初の一口の驚きの素!
商品名に冠された「香ばしき」を出すため、瀬戸内海産の白口煮干を煎って、サラダ油でじっくりと火入れ。旨味と香ばしさの両方を持つ、上品かつ存在感のある香味油の完成です。
白口煮干とは、普通の煮干しの稚魚なので、ワタも小さく苦みやえぐみも少な目。「煮干し100%!!!」「魚粉でっせー!!!」みたいな声の大きさは無く、スンッッ…とそこにたたずむ煮干し様。この油そばの最大の特徴であり土台です。
タレ&麺
タレは、昨年はホタテ、煮干タレの塩味でしたが今年は、醤油と塩の二本柱に。
これがまたどちらも美味しくて…!
醤油タレは、ヤマサ本懐石重ね仕込み醤油という酵母の違う醤油を作って合わせた特別なお醤油と、マンジョウ本みりん本懐石という味醂で煎った煮干を煮て作りました。
どさ兄より「サラッっと言ってるけど計算力なんなん?」コメント
塩は、煮干と、厚鯖節と、真昆布で出汁をとり塩味にまとめております。
醤油は当然のごとく煮干し油との相性バッチリ。ここにも煮干しで統一感。
塩も絶妙な塩味と旨味。こちらも追加の煮干しが相まって、さらに煮干し油を引き立てて…。
…これはもう本当に食べ比べて欲しいんですよ…そしてどちらが好きか私に教えていただきたい…。
どちらと教えていただいても「あーね。」と心から言える…!
そして、麺はタピオカ入り中華麺から、国産小麦にこだわった加水率高めの“もちもち食感”麺に変更。
油そばによくあるワシワシとした食感の麺ではないのですが、しっかりとタレと絡んでスルスルいけちゃう麺です。
茹でる前:180g→茹で後:270gとボリューミーな数字ですが、食べられます。40代女性、全然食べられますよ。
具材&味変のお酢
具には、どさん子特製チャーシュースライス1枚※、岩海苔、キクラゲ、メンマ、全卵、かいわれ、フライドオニオン、刻み玉葱、煮干を粉にして煎った物がON。
※ご存じの通り、チャーシューだけで腰抜けるほど旨いです。
お酢は、去年同様にレモンとゆずを浸した特製のお酢。意外とパンチ力があるので、入れすぎにはご注意を。
あっという間に食べ終わって満足満腹…
と、ここで同行スタッフO氏がポツリ。
「これ…飯…イケるな…」
シメ飯はさすがのどさ兄も予想外だったとの事。
最後のびっくりポイントはここに。
「タレを残して終われない」と感じた猛者は是非お試しください。
今月もご堪能あれ~。
札幌ラーメン どさん子亀有南口店
葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363
営業時間(通常)
12:00~14:00/18:00~24:00
木曜定休