【R7.3月限定】どさ流セメント系
〝豚煮干醤油らぁ麺〟
札幌ラーメン どさん子南口店
2025年3月の一押し麺(限定飯)
豚煮干醤油らぁ麺
990円
替え玉 半玉120円/1玉240円
担当:どさ兄

◆ウワ葛的雑感
今回の亀有どさん子の一押し麺(限定飯)は、どさ兄版のセメント系煮干ラーメン。
セメント系ラーメンとは、全国から厳選した煮干しをふんだんに使用し、粉砕した煮干を加える事で塩分濃度高めのセメントのようなトロみと色のスープで、煮干しが苦手な方はお断り的なジャンルのラーメン。
過去に区内某所で煮干しが売りのラーメンをいただいた際、醤油と煮干しのエグ味が強すぎてMAZUかった店の味が脳裏…いや、舌をよぎりましたが、あらためて他店のセメント系ラーメンと呼ばれるお店へ事前準備として実食してきました。
セメント系ラーメン…美味しい店は美味しい!
という事がおおいに理解できました。
都内某所のセメント系のお店は、本当にまた行きたい…
長くなりましたが、言いたい事はシンプル…
どさ流セメント系ラーメンは間違いなく美味しい!
むしろ食べる側への真剣勝負を仕掛けているという意味のセメント系なのかもしれません。
何がどう美味しいのか!?
いったいどんな限定麺であるかをおよそ1年ぶりにお伝えできればと思います。

◆蛇足的解説
こちらもいつもの蛇足的解説ですが、どさ兄よりいただいた内容を含めて紹介していきます。
[Soup.](どさ兄的表現)
背脂、豚足、青口煮干、白口煮干を使用。
※豚足を白濁するまで煮込んでから、水出しした青口煮干をペーストにして一緒に煮込んでいる。
※豚足は一度取り出し骨だけ煮干と共に煮込み、身をペーストにして使用。
実食の感じでは、言われないと〝豚〟がいるのかどうかわからなかったです。
文字にすると、豚と煮干しが半々のようですが、実際には圧倒的に煮干しです。
もう一つ特筆すべき点は、思った以上にトロみがなく、サラリとしたSoup.である為、ついつい飲んでしまう系である事です。

[タレ]
タレは、店舗で日常的に仕込んでいるチャーシューの煮汁をベースに、ヤマサの薄口醤油と、重ね仕込み醤油で味付け。
[具]
豚肩ロースの低温調理チャーシュー、豚バラの煮豚チャーシュー、刻み玉葱、海苔、かいわれ大根、花麩。
肉の食感が嬉しい〝豚肩ロースの低温調理チャーシュー〟
お店の定番にして、〝超絶やわらかい豚バラの煮豚チャーシュー〟
それぞれ対極の仕様となるチャーシューが美味しいのは当然として、不思議と煮干しが強い味わいのSoup.との親和性が高いというのも不思議。
[麺]
菅野製麺所特製の煮干ラーメン専用麺TO20Hストレート麺。
20とは切り刀の厚み2ミリの厚さとの事。
簡単に言うと、専用細麺。
細麺ですが、思いのほか量は多く感じます。

[替玉]
半玉と一玉が選択可能。
替玉まで食べたいう方は、特にSoup.の飲み過ぎに注意!!

筆者はSoup.を飲み過ぎた為に、半玉の替玉でご覧の通り…

キヲツケロ!
◆実食を終えて
『何て変態的なんだ!』
セメント系ラーメンで検索すると、様々なサイトで名前が出て来るお店で食べたラーメンは本当に美味しかったが、セメント系の専門店でもなく、たった1ヶ月の短い期間限定で提供されるラーメンでここまでやる!?
という、ジ〇ン驚異のメカニズム!

最初にも書きましたが、コレは食べる側への真剣勝負を仕掛けているという意味のセメント系なのかもしれません。
専門店ではない亀有にある街中華の店が、「どの程度のもんじゃい!」という気持ちでセメント系ラーメンが好きな方にも査定して頂きたい逸品。
煮干醤油ラーメンって美味しかったんだなぁ…
しみじみ…
◆製作担当のどさ兄より
色合いは悪いですが(汗)、煮干の香ばしい香りで食欲を刺激。
Soup.を啜ると豚骨のコクと煮干のほろ苦さと、タレの甘味と塩味を感じます。
麺はパツンと歯切れの良い小麦香る麺の食感と共に、Soup.の旨味が口いっぱいに広がります。
ぜひご賞味下さい。

以前に
「もっと色々なジャンルにも挑戦したいんですよね。」
と話してくれたどさ兄ですが、今回はおよそ1年の構想期間を経てのどさ流セメント系への挑戦。
このチャレンジ魂が皆様との真剣勝負(セメント)
2025年3月1日(土)
試合開始!

札幌ラーメン どさん子南口店
葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363
営業時間(通常)
12:00~14:00/18:00~24:00
木曜定休