21.3.10 第14代高校食育王“葛飾ろう学校”が葛飾区長を表敬訪問しました

2021年3月10日

第14回全国高校生食育王選手権オンライン大会で優勝を果たした“葛飾ろう学校“のメンバーが、葛飾区長へ表敬訪問いたしました。

同大会は前年9月の全国345チームが参加する予選にはじまり、11月に行われた全国大会(福井県主催)では選ばれた10チームが対戦。

チーム「かつろうキッチン」として通算6回目の参加となる同校は、新型コロナウイルス感染防止のため、初のオンラインでの開催となった大会において、悲願の初優勝を果たし、第14代食育王の称号を獲得しました。

葛飾区長とかつろうキッチンメンバー
葛飾区長、チーム「かつろうキッチン」のメンバー

「かつろうキッチン」のメンバーが通う「葛飾ろう学校」は、西亀有にある聴覚に障がいのある子供たちが通う、全国で唯一調理師免許が取得できるろう学校。

かつろうキッチンは調理師を目指す、同校の生徒が運営するレストランです。

  

★活動報告等については下記URLを参照

http://www.katsushika-sd.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000019_00001.html

  

高等部専攻科食物系の学生たちは 2019年度から葛飾区のこども食堂と交流を行っており、10月に発表された同大会の決勝テーマが「地域のお悩み解決レシピ」と発表されると「こども食堂に来る葛飾区の子どもたちにおいしくて栄養のあるものを食べてほしい」という想いを込めてメニューを考え「笑豊巻(えほうまき)」を完成させました。

かつろうキッチンの笑豊巻
同大会の為に考案された笑豊巻(えほうまき)

地域の子どもたちの為に考案したメニューという事もあり、2月にこども食堂で笑豊巻を入れたお弁当を配る為に調整していましたが、緊急事態宣言と重なり断念せざるをえなかったという事情も。

ただし、2月はバレンタインの季節という事もあったため、代わりにチョコマドレーヌを子どもたちにプレゼントされたという事もお伝えしておきます。

正直、筆者も欲しい(´;ω;`)

かつろうキッチンのチョコマドレーヌ
かつろうキッチンで作られたチョコマドレーヌ

同大会の審査内容は大きく2種類。

1)食育4択クイズ

※自分のチームから特産品について出題

※他のチームのクイズに解答

2)食育プレゼンテーション&調理

※PR動画作成

※レシピ提案

※実食プレゼンテーション

食育4択クイズでは東京特産の小松菜(葛飾区民には葛飾元気野菜の小松菜)について出題を行うにあたり、江戸の町の循環のシステムと小松菜の関連について、江戸東京博物館で取材を行い、資料室で30冊以上の本を調査し、クイズの問題を練ったのだとか!

表敬訪問では、実際に食育4択クイズ、食育プレゼンテーション&調理の動画の視聴も行われ、終了後には大きな拍手もおこっていました。

同校のプレゼン動画は下記Twitter動画でもご覧いただけます。

葛飾区長とかつろうキッチンメンバー

かつろうキッチンの活動について、青木(克徳)葛飾区長からは

「3人で頑張った素晴らしい成果だと思います。中でも葛飾元気野菜でもある小松菜を選んでくれた事は、産品の農家の皆さんにも喜んでもらえています。これからも葛飾の食材を使って、美味しくてためになる料理を作って欲しい。」

という讃辞が送られました。

青木区長もおっしゃっていたのですが、「地産地消」って筆者も素敵だと思います。

葛飾区長とかつろうキッチンメンバー
小松菜の授与

かつろうキッチンのメンバーには、花束、葛飾区教育委員会からの記念品、JA東京スマイルから小松菜が贈られました。

小松菜は当日の朝収穫された鮮度抜群の葛飾元気野菜との事です(笑)

久保井礼(東京都立葛飾ろう学校長)

久保井礼(東京都立葛飾ろう学校長)が冒頭に「今回の優勝は3人の努力の結果だが、目指した結果はあくまでも“食育”。地域の方々に美味しい物を召し上がっていただきたいという気持ちを持って、これからも皆様への理解を広め、地域の輪を広めたい」挨拶をされました。

生徒の皆さんが同大会の課題に対して、普段から地域の方々と接してコミュニケーションを図っている事に対して、第14代食育王という大きな結果が生まれたのだと強く感じました。

これからも、地域の方々がそれぞれ助け合える、優しい葛飾の街づくりに協力して頂けたら嬉しく思います。

  

かつろうキッチンの皆様!

あらためて、優勝おめでとうございます!

笑豊巻レシピ
笑豊巻(えほうまき)レシピ

笑豊巻(えほうまき)レシピ

※最初に、レシピと材料をよ~く確認して、自分で作り方をシミュレートしてから作ろう!

  

【笑豊巻材料(1本分)】

A(ご飯)

ご飯…180g、塩煎りごま…10g、小松菜(茎)…50g、ごま油…3g

B(椎茸の甘煮)

干し椎茸…3g、出汁…300g、みりん…大さじ1、 砂糖…大さじ1、醤油…大さじ1

C(出汁巻き玉子)

卵…3個、出汁…60ml、みりん…8ml、薄口醤油…小さじ1、酒…小さじ1、砂糖…大さじ1

D(サバのコチュジャン和え)

鯖缶(水切り)…40g、コチュジャン…小さじ1/2、はちみつ・味噌・ごま油…

各小さじ小程度

E(にんじんのナムル)

人参…30g、鶏ガラスープの素…1g、ごま油…3g

F(小松菜の葉)

小松菜(葉)…30g、醤油…2g

G(もやしのナムル)

もやし…30g、塩・黒こしょう…少々、ごま油…小さじ1

H(その他)

お好みの漬物(そのまま具材にします)、焼きのり(海苔巻きに使う用)

  

【笑豊巻作り方(1本分)】

1.材料B:干し椎茸を水で戻して、薄切りにし甘煮にする。

2.材料C:玉子焼きを作る。

3.材料D:鯖缶を調味料と混ぜ合わせる。

4.材料E:人参を4㎝の千切りにし、ゆで、調味料を加えて和える。

5.材料G:もやしをゆで、調味料を加えて和える。

6.材料A/F:小松菜を葉と茎に分けてゆでる。

7.材料F:小松菜の葉は醤油洗いし、下味を付ける。

8.材料A:小松菜の茎は細かく切り、ごま油で和える。

9.材料A:ご飯に8の小松菜の茎、塩煎りごまを加え切り混ぜる。

10.まきすを使用し、9のご飯を海苔の上に敷き、用意した具材を海苔で巻く。

11.食べやすい大きさに切る。

料理初心者の方は、干し椎茸を水で戻すのにかかる時間や、醤油洗いの方法などを調べてから挑戦してみて下さいね!

葛飾区長とかつろうキッチンメンバー
小松菜と区長と私

  

都立葛飾ろう学校(Twitter)

https://twitter.com/tokyokatsuro?s=20

都立葛飾ろう学校HP

http://www.katsushika-sd.metro.tokyo.jp/site/zen/