【限定】鶏白湯麺極み46
2018年は鶏丸かじりからスタート!
亀有どさん子
2018年1月の一押し麺(限定麺)
「鶏白湯麺(とりぱいたんめん)極み46」
780円
担当:どさ兄
2017年(昨年)の1月一押し麺(限定麺)では、ブタ皮ペーストを使用する事で、特濃スープの「つけ麺」をつくり上げた「どさ兄」だったが、2018年はさらに特濃かつクリィミーなスープのラーメンを完成させました。
2017年の1月一押し麺(限定麺)はコチラから
https://katsushika.uwasa-no.com/2016/12/26/dosanko-15/
今回は過去の限定麺を食べて、どさ兄のつくる「鶏白湯」のファンとなった方からの猛烈なリクエストを受けて制作したという一品。(注:筆者ではありません)
2017年の9月一押し麺(限定麺)はコチラから
以前の鶏白湯では「赤マー油」と名付けた香味油(通称:赤いアイツ)で洋風なイメージを打ち出したので、今回は「焼鳥屋さんが作りそうな麺」を意識したという。
塩麹、にんにく、根生姜で味付けをし、素揚げした「鶏もも肉」は見た目にも焼鳥の雰囲気演出。
コチラは一度スープをくぐらせてから食べる事をおススメします!
気になる「麺」
加水率46%の太麺を手揉み麺にしたものを使用。
【加水率】
麺に含まれる水分の割合。一般的に、加水率が低いほど麺がスープを吸収するためのびやすく加水率が高いほど柔らかい。35%位が目安だが札幌ラーメンは、36~38%と加水率が高く反面、旭川ラーメンは28〜31%と加水率が一般的に低いのが特徴になっている。
http://www.ramen.jp/wonderland/yougo/ka.html
※西山製麺株式会社様のラーメンワンダーランドより引用させていただきました。
上記の事から、実はとんでもない麺を使用しているという事が伺える。
どさ兄が自信をもって「麺にこだわった」と公言するだけはある。
今回はさらに紹介したい具材があります。
「ステムレタス」を乾燥させてつくられる「山クラゲ」という食材。
これが太麺のもっちりとした中に紛れ込み、コリコリとした食感を演出してくれる。
味的には大きな印象はないが、食感という部分の存在感は抜群。
太麺のもっちり感に加えて、時折顔を出す固めの食感のおかげで良いアクセントとなり、食べていて飽きがこない。
「そろそろスープがしつこくなってきたかな…」
と感じたら、添えられたレモンを絞って味変を楽しんで欲しい。
どさ兄の名人芸ともいえる「こってり」→「さっぱり」への変化は、ここでもいかんなく発揮されている。
実はここで、試食をしたミワさん(奥様)のアドバイスもあったとか。
「私が試食した時は、柚子が輪切りで入っていて、絞りにくく、あまり汁が出にくかったんです。」
結果、柚子は刻んだ皮の部分が添えられ、輪切りのレモンは2枚となった。
ひとしきり、麺を食べ終わったところで、ウワ葛的には、大々的に推奨しておきたい、鶏白湯麺極み46の〆方を紹介。
まずは勇気を出して
「ライス下さい!」
とご飯を注文しましょう。
そうしたら…
スープにご飯を入れるべし!!!
2017年12月に引き続き、今回も〆はカイザーイン(スープにご飯を入れる行為)は必須!
とにかく、特濃スープを最後の一滴まで味わって欲しい。
今回は、通常の一杯で鶏を丸かじりする感覚のボリューム満点の麺につき、大盛りはありませんが、食いしん坊は期待して良いかもしれません。
ごちそうさまでした!
とにかく、麺の内容を解説してみたものの、筆者が言いたい事を要約すると
「美味しいから食べて」
です。
お作法の「焼き餃子」も併せてお食べ下さい。
札幌ラーメン どさん子
亀有南口店
葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363
木曜定休