キャプテン翼CUPかつしか2018
葛飾の大空に羽ばたく夢の翼
2018年1月6日~7日。
2017年に引き続き、葛飾でキャプテン翼CUPかつしか2018が開催された!
昨年の記事でもお伝えしましたが、
この大会の主役はあくまでも「少年サッカー選手達」
全国のサッカー少年の笑いをとる熱気を伝えるために、今年もウワサの石ザキとして会場を回っておりました。
集まった16チームは「キャプテン翼ゆかりの地」として、キャプテン翼の物語の最初の舞台となる「静岡」をはじめ翼の日本全国のライバルの出身地となる大坂、長崎、秋田、北海道のチームに加え、強豪ジュニアサッカーチーム。
このイベントは、元日本代表選手と葛飾のチームが交流試合をするのが目的ではなく、少年サッカー選手達へ「キャプテン翼」という作品の名の元に、サッカーを通じて人間的成長の場を作っている!という事は最初に記しておく。
6日(初日)は開会式、予選、ゆかりの地交流会。
石崎くんネタでも何でもなく、リアルに銭湯のお仕事で筆者が現地に到着したのは予選も後半にさしかかったところ…
ちょうど南葛SS(南葛SCのジュニアスクール生)が清水トレセン(静岡)と試合を行っている所でした。
ウワサの葛飾(ウワ葛)的には、南葛SSを応援しておりましたが、結果は惨敗。
負けたチーム、悔しい思いをした選手達は、キャプテン翼に登場する妥当南葛!打倒翼を掲げる選手やチームのように、魅力あるサッカー選手への糧として欲しいとねがうばかり。
最終的な大会成績順に各チームを並べておきます。
清水トレセン(静岡県/静岡市)
大宮アルディージャ ジュニア(埼玉県/さいたま市)
JFC FUTURO(神奈川県/横浜市)
葛飾区選抜(東京都/葛飾区)
三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア(東京都/豊島区)
FCB ESCOLA 葛飾(東京都/葛飾区)
浦和レッド ダイヤモンズ ジュニア(埼玉県/さいたま市)
トリプレッタSC(千葉県/松戸市)
横浜F・マリノスプライマリー追浜(神奈川県/横須賀市)
MIP FC(東京都/世田谷区)
malva fc U-12(千葉県/浦安市)
レジスタFC(埼玉県/八潮市)
南葛SS(東京都/葛飾区)
比良戸FC(長崎県/平戸市)
ふらのFC(北海道/富良野市)
花輪SS(秋田県/鹿角市)
※各チームの試合結果詳細は下記オフィシャルサイトを参照
http://u12-captaintsubasa-cup.com/2018/
全試合完全網羅は出来なかったのですが、試合を観ているサッカーに精通している関係者たちからは、「おぉ!」「あの子すげぇぞ!」といった驚きの声が多くあがっていた事が印象的だった!
サッカー素人の筆者ですら、試合中にヒール(かかと)でボールをさばいたり、両足を自在に使う子たちにはとにかく驚かされた。
昨今では、高校生の試合でツインシュートが炸裂するといった、時代がキャプテン翼に追いつきつつある感はあるが、それでも選手たちから大人顔負けのプレイが飛び出すシーンを目撃すると、素直に心が躍る。
多くの心躍るシーンに出会えるのは、これが「大会」であり「試合」であるから。
真剣勝負の場がある事というのは本当に素敵な事だと感じる大会でした。
7日(2日目)に行われたエキシビジョンマッチの様子は、様々なニュース媒体でもメーン記事として取り上げられていますので、詳細は割愛。
試合開始前は、北澤豪さん(サッカー元日本代表)と南葛SCの面々が記念写真を撮っていたり、終始和やかなムードでしたが、試合は白熱。
気がつくと、スタンドやフィールドの周りにはお客さんでビッシリ!
この日は、試合後に公式戦を控えていた南葛SCの面々も日本サッカー界のレジェンド選手達と試合という事もあり、楽しみながらも良い経験を得られたのではないかと感じました。
当日の南葛SCの試合結果については、下記URLより
このエキシビジョンマッチの成功は、試合を巧みな解説で盛り上げてくれた井上マーさんの力が大きかった事もお伝えしておきます。
これは、試合を観に来た方々であればおわかりいただけるかと思います。
ここでもう一つ、報道されない(と思う)エピソードを紹介しておきます。
エキシビジョンマッチ終了後、選手達が控えに帰るまでの道すがらですが「ふれあいタイム」というものが設けられていました。
(諸般の事情により、当初の予定よりも格段に規模は縮小された様子ですが…)
写真の通り、エキシビジョンマッチに参加した、日本サッカー界のレジェンド達にサインや写真を一緒に撮ってもらおうと、スタンドの裏手は凄い人だかりになっていました。
レジェンド達は適時、サインや写真に応じながら控えに引き上げていく中、北澤豪さんだけは、最後の一人までサインや写真に応じているという神対応を見せていました。
サッカー界のレジェンドの新しい伝説として、筆者の胸には深く刻まれたひと時でした。
北澤さん!本当にお疲れ様でした!
寒風の吹き荒れる会場で、2018年も葛飾では未来のサッカー選手達が熱い戦いを魅せてくれました。
ゆかりの地物産展で「なまら棒」が食べられなかった事は残念でしたが、それ以上に胸が熱くなるシーンにもたくさん出会えました。
エキシビジョンマッチは確かに面白いのですが、お気に入りのチーム(筆者の場合は葛飾SS)を応援すると共に、サッカーの魅力を再認識できる良い機会だと思っています。
ぜひ、「来年も来よう」とお考えの方は、予選から会場へ足を運んでみて下さい。
余談ですが、高橋陽一先生も時間の限り、予選の試合も嬉しそうに観戦しており、葛飾の大空に羽ばたく夢の翼の物語を創造していた様子でした。
キャプテン翼CUPかつしか2018
ジュニアサッカー大会
私学事業団陸上競技場・野球場
(葛飾区東新小岩1-18-1)
http://u12-captaintsubasa-cup.com/2018/
二日間、半袖短パンは寒かった…
でも風邪なんかとは一切の無縁