葛飾区が私学事業団総合運動場の活用に向けた協定の締結
南葛SCホームスタジアム誕生への期待

◆私学事業団総合運動場の敷地等の取得に向けた協定の締結

令和5年2月1日(水)

葛飾区役所にて、葛飾区と日本私立学校振興・共済事業団による

「私学事業団総合運動場の高度化利用に関する基本協定書」

の締結式及び記者会見が行われました。

ざっくり言うと、事前に様々なメディアで取り上げられていた

新小岩前にJリーグ基準のスタジアムが出来る?

という話が少し具体的に進んだという事です。

◆私学事業団総合運動場について

私学事業団総合運動場は新小岩から歩いて7分の場所にあり、一部、地域の方々も利用可能な総合運動施設。

当然ながら、この場所は日本私立学校振興・共済事業団という特殊法人の土地につき、葛飾区といえどもお金の問題だけでどうこうできる場所ではありません。

~特殊法人についてはコチラを参照してください~

ちなみに、2018年に行われたキャプテン翼カップの試合会場であり、日本サッカー界のレジェンド 北澤豪さんが来場したサッカーファンに対して神対応を行ってくれた場所でもあります。

2018

◆協定について

南葛SCを応援する筆者を含めた多くの方々が期待する

Jリーグ基準のサッカー専用スタジアム

誕生への一歩となる協定書(写)をご覧いただくと解るのですが、土地整備の大きな目的は地域住民のスポーツ振興、総合運動場を都市公園に供し、将来的には「キャプテン翼」を活用したサッカースタジアムを整備するように努めるという物。

~協定書(写)~

正直、ちょっとモヤっとする部分もありますが、南葛SCが2020年に関東リーグへ昇格した際に行われた南葛SC(高橋陽一先生・岩本義弘GM)による表敬訪問で強く訴えかけていた事が、ようやく進展した事には間違いありません。

◆ウワ葛的雑感

協定書などの記載はありませんが、スタジアムの規模について

収容人数15,000人規模のJリーグ基準

と青木克徳葛飾区長が公言しておりました。

また、災害時における地域の防災拠点としても活用するとの事。

以前、高橋陽一先生へ

「南葛SCがJリーグ入りを果たした、その先の夢」

をうかがった時の回答が

「南葛SCを世界に誇れるクラブチームにしたい」

というものでした。

今回の件は、この夢にも1歩近づいたようにも感じられました。

キャプテン翼CUP かつしか2023でのご尊顔

勿論、「コレどうなんだよ?」といったネガティブ意見などは、個人それぞれに山ほどあると察します。

(筆者もそうです)

それはそれとして、まだまだ南葛SCホームスタジアム誕生までには時間がかかりますが、ロベルトノート52ページに書かれた、自由にサッカーを楽しむ精神で今後の進展に期待しています。