ドンドンもぐもぐレポート2019第48回【亀有/ラーメンマルスガ】
日本に産まれてきて、
本当に良かった!
漫画、アニメ、ゲーム、小説、映画、音楽、舞台、
何をとっても最高のクオリティのものに、
本当に頭が上がらないほどに質が高いものに、
お手軽、簡単に触れることが出来る。
それも、種類と量が尋常ではない。
漫画ひとつとっても、
良質なエンターテイメントに溢れていて、
ジャンルも多岐に渡る。
バトル漫画、スポーツ漫画、恋愛漫画、SF漫画、ホラー漫画…などなど、
本当に種類が多いのに、種類を絞ってからも尚量が多い。
そのため「面白い漫画」が読みたいと漠然に思ったとしても、
どれを手に取れば良いかわからない。
エンターテイメントが贅沢なほどに潤っているからこそ、
「面白い」だけでなく、「面白くて、ユニーク」なものを僕は探します。
僕の中で、ユニークなものというのは他の漫画と比べて、
類似性が低く、新鮮な感動、挑戦が組み込まれているものです。
この「ユニーク」というものはあらゆるエンターテイメントに必要なものであり、
僕等が和太鼓の公演を行う上でも欠かせないものだと思っています。
だから僕は今回食レポを行う、
ラーメンマルスガの「海老ラーメン」を食べた時に感じた、
その「ユニーク」さに感動したのであります。
このラーメンマルスガには、
僕自身よく行っていて、
4、5年くらい前にメニューから消えてしまった酸辣湯麺を、
未だに頼み続けています。
(お願いすれば作ってくれる、店員の皆様ありがとうございます!)
なので僕的にはすごい親しみのある店内、
亀有駅から本当に近いので、
帰り掛けなどに立ち寄りやすくてオススメです!
そしてそして、
今回いただくラーメンはこちら!
海老ラーメンです!
こちらのラーメン、海老に強いこだわりと、
研究を行なっていた「海老そば騰眞」のDNAを引き継いだ一品です。
非常にユニークな一品なのですが、
何がユニークかというと…
食べずとも目の前に丼を置いただけでわかります。
圧倒的な海老の香り!
仄かに香るとかそういったものではありません。
ガツンと圧倒的なパワーを伴って海老の香りが押し寄せてくるのです。
漫画的な表現を使えば、
丼の後ろに海老の幻影がまるで実物かのように、
くっきりと目に映り込んでくるようなインパクト。
迫り来る海老の幻影と、
正面から対峙して両手を合わせ、
いただきます!
麺を掬いあげ、香りに誘われるがままに口の中へとかき込む。
その瞬間、まるで海老のハサミで殴られたかのような衝撃。
海老!海老!海老!
圧倒的海老!
海老の香りが、風味が、味が、身体中を支配します。
僕も今まで海老を使った料理を食べたことがないわけではありません。
しかし、今まで食べたものとは歴然と違う海老の立ち位置!
海老がものすごく前にいるのです。
ダッシュでこちらに向かってくるようなイメージ!
ここまで強烈な海老の料理は食べたことがなく、
初めて感じる圧倒的な海老。
これこそ「ユニーク」!
他にはない純然たる「ユニーク」さがそこにありました。
オマール海老、甘海老で作ったスープに、海老粉、海老油を使った、
海老のエレクトロ…いや、エビクトロパレード!!!
海老の世界に没入していると、
あっという間に完食させていただきました。
未だかつて感じたことがないほどの海老料理、
そして「ユニーク」でおいしい料理を求めている方は是非、
ラーメンマルスガの「海老ラーメン」、
ご賞味あれ!
<店舗情報>
ラーメンマルスガ
住所:東京都葛飾区亀有5-45-8
営業時間:11:30~15:00/18:00~22:00
火曜日は海老そばの日
定休日:なし