【限定】 本気の”かけラーメン”が爆誕!
レモン香る焼きあごと小麦のかけ中華そば
亀有どさん子
2021年11月の一押し麺(限定麺)
「レモン香る焼きあごと小麦のかけ中華そば」
630円
具盛り別皿付き 880円
替え玉 +200円
担当:どさ兄
どさ兄、本気です!
ラーメンと言えば、スープ・麺・具材の3点セットで勝負するのが一般的ですが、今回のどさ兄はあえてスープと麺で勝負に。
具が無いとねぇ…という方の為に、「具盛り別皿付き」も用意されておりますが具材に関しては今回の限定麺用に別途で調理した物ではなく、店舗のグランドメニューでも使用されている具材となります。
具盛り別皿の内容は、チャーシュー、のり、メンマ、ネギ、万能葱。
レモン香る焼きあごと小麦のかけ中華そば
という名前のラーメンに対して、
レモンなのか?焼きあご(魚)なのか?
小麦は…麺だよね…。
となる方ばかりだと察しますが、コレが美味しいモノという事はハッキリとお伝えしたい。
どの程度の美味さかと言うと、少なくとも写真の通り!
実食レポートに同席してくれたデザイナーのK女史も汁完してしまう程には美味しいです。
どんな風に美味しいのか…
即興でK女史に絵で解説していいただきました。
・・・・・・・・・
K女史の実食中の感想は下記の通り。
まずスープが今まで飲んだ事がない。
煮干しでもないし、魚介スープのドロッとした濃さもない。
レモンの香りはするのに、酸味(酸っぱさ)がない。
「〇〇みたい」の〇〇が出てこない。
しいて言うなら、日本料理屋さんが本気で作ったラーメン。
さっぱりした感じに見えるが、魚介の風味が凄いです。
個人的には、具盛り別皿の白ネギとの相性が特に良かったです♪
K女史も絶賛の一杯について、恒例の蛇足的解説をさせていただきます。
▼Soup.
開き焼きあごをメインに、白口煮干し、真昆布から出汁を引きブレンドしたスープ。
開き焼きあごは、出汁の味を濃厚に仕上げる為、前日から水出しを行った上で火入れ。
焼きあごの出汁との相性を高める為、白口煮干しはから煎り(乾煎り)した後にスープに仕立てた。
※煮干しは白口煮干しと青口煮干しがあり、違いについては下記豊中松前昆布本舗様のサイトで解りやすく解説されています。
▼タレ
今回の限定麺用に制作した特製白醤油タレ。
少量の白醤油、干し椎茸、厚鯖節を使って制作。
▼油
今回の限定麺用に制作した特製油。
ラード(豚の背脂)、レモン、白口煮干し、厚鯖節、を使用。
コクを上げる為、ラードに粉末にした厚鯖節と白口煮干しを低温で素揚げし、香りを移した。
ラードは植物油とは違い、コクも生まれるが、濃厚な香りのスープ.と脂により、食べている途中で飽きてくる。
そこで、レモンピールとサラダ油をミキサーでブレンドした物を、香りづけしたラードに混ぜる事で、後口に爽やかな香りだけを残せるようにした。
▼麺
全粒粉の丸ストレート麺(20番丸ストレート麺)
麺がのびにくく、スープの持ち上げを良くする為の細麺、のど越し良く、丸麺は断面が無いためスープの味を変えない丸麺を採用。
また、噛んだ時に小麦の香りが口の中に広がるよう、通常の小麦よりも香り豊かな全粒粉の麺を使用している。
※全粒粉については下記ウェルナビ様のサイトで解りやすく解説されています。
解説の長さから、どさ兄の本気は伝わりましたでしょうか?
具のほとんど無いラーメンはどうなのか?
途中で具が欲しくなるのか?
という懸念から、筆者は”かけラーメン”の状態でいただきましたが、コレはコレでアリ。
亀有どさん子の”限定麺あるある”の
スープが美味すぎて、麺よりスープがなくなっちゃう
という現象がおこりつつ、ラーメンの「麺」そのものの美味しさも再認識させてくれる一杯でした。
最後はどさ兄からのメッセージで締めたいと思います。
どさん子と言えば、居酒屋のイメージがあるかと思いますが、ラーメンにも力を入れつつ頑張っております。
お食事の方はもちろん、飲んだ後の〆にも、ぜひ出汁の味を味わって下さい。
言うまでもなく、筆者も汁完までしてお腹いっぱいです(笑)
2021年11月は、どさ兄本気のかけラーメン
レモン香る焼きあごと小麦のかけ中華そば
をお楽しみください。
札幌ラーメン どさん子
亀有南口店
葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363
営業時間
12時~14時
11月1日(月)~7日(日)
18時~23時
11月8日(月)~
18時~24時
定休日 木曜
※東京都からの時短要請に従い、営業の変更がありますのでご注意ください。
※ラストオーダーは各閉店30分前までとなります。