【R7.7月限定】ZUNDA和え麺 そして伝説へ
札幌ラーメン どさん子南口店
2025年7月の一押し麺(限定飯)
ZUNDA和え麺
990円
大盛+240円
担当:どさ兄

◆ウワ葛的雑感
ドラクエに例えると、初期のロト3部作の〝3〟にあたる一杯!
2023年にスタートしたズンダ3部作の根幹的一杯であると言いたい。
ラーメン、つけ麺、和え麺へと続く旅路の結末は?
毎月の通り、言うまでもなく美味しい限定麺でしたが、いったいどんな限定麺であるかをお伝えできればと思います。
◆蛇足的解説
こちらもいつもの蛇足的解説ですが、どさ兄よりいただいた内容を含めて紹介していきます。
◆和え物(麺の上に乗っているヤツ)
枝豆をペーストして、お店で通常使用している中華Soup.を加えたもの。
まるでソースのような濃さということもあり、敢えてローマ字表記でZUNDAと命名。
麺とZUNDAの間にはサバ節(サバ粉)が振ってある。
(ズンダ)シリーズ最新作とあって、使用されている枝豆ペーストの量や存在感は圧倒的。
優しい味わいなのに、他の味を圧倒する頑固さも持ち合わせているという…グフフ…

◆具
レア豚肩ロースチャーシュー2枚、海苔、温玉、メンマ、ミニトマトという構成。
今回の具材は別皿で用意されているため、食べる人ごとに食べ方の自由度が高いのが特徴。
聡明なドサンカー(亀有どさん子愛好家)の皆様に、今さらレア豚肩ロースチャーシューついて語るのは愚の骨頂につき割愛。

◆麺
菅野製麺 切り刃10番のSMK10平打ち太麺180g(ゆで前)を採用。
麺の仕様をざっくり説明すると、麺幅約3mmのうどんや沖縄そばの麺に近い幅の特製麺。
当初はもう少し麺幅の狭い縮れ麺を使う予定でしたが、ZUNDAが麺に絡みすぎて、くど過ぎる豆の味しかしない状態に…
ZUNDAに麺が負けてしまったという事情から、上記の平打ち太麺が採用されたそうです。

個人的には平打ち麺が大好きなので、ただただ嬉しいばかり♪
\( ‘ω’)/
◆味変用油
青山椒と揚げニンニクの香味油。

亀有どさん子の限定麺では当然のように出てくる味変用調味料ですが、普通はありませんから!
しかし!
この味変用油が、ZUNDAには無い刺激的な味わいを補完する事で真の完成となる事を信じて疑わない。
◆Maison144雪平店長からの提案
今回も亀有に訪れる(主に)腹ペコモデラ―たちにも亀有どさん子の味をプレゼンしていただきたく、Maison144の雪平店長の感想もお届けいたします。
「毎回、オジサンが出てきてすみません。」
美人やカワイイ女子が出て来るものとはとは真逆の記事ですので全く問題ありません。
「そもそもズンダ(枝豆ペースト)のラーメンって、ありそうで見たことないですよね。」
言われてみればそうですね。
それだけで食べてみる価値はあるというものですね!
「まず、スタートからZUNDAを混ぜていましたけど、実は混ぜなくても良いのかも…」
と、言うと?
「別皿になっている具材が酒のアテになる以外に、ZUNDAはビールに合うんじゃないかなと…そもそも枝豆だし。」
酒(特にビール)のアテにされる方には、その食べ方も良さそう!
そう考えると、今回はひと毎の食べ方のふり幅が凄いですね!

「実際に不思議だったのが、試しにコショウを入れてみたんですが、コショウの風味が消えたんですよ!」
優しいくせに、頑固な一面も見てしまったんですね(笑)
「逆に〝お酢〟はかけすぎ注意です!」
何でですか?
「美味しいんですけど、液状化が進んで、穴あきレンゲだと汁完しにくくなります。」
普通のレンゲは言えば出してくれますって(笑)

ちなみに、どさ兄からのおススメちょい足し調味料は「お酢」以外だと「唐辛子」も美味しいそうです。
◆製作担当のどさ兄より
今回は、ZUNDAに重きを置いて余計な事をしまおりません。
逆に出汁の濃度を上げてあり、ずんだ(枝豆ペースト)の量も増やしました。
枝豆ペーストとSoup.(どさ兄的表現)、出汁の微調整に苦戦しましたが、どうにか納得のいく形で完成しました。
味変用油は、爽やかな香りと痺れで中華のジェノバペースト的な立ち位置をイメージしております。
お酒のつまみとして、皆さんでシェアしながら召し上がっていただくのも良いと思います。

2025年の夏!
枝豆ペースト…ZUNDAがメインの激レア麺
ZUNDA和え麺
そして伝説へ…

札幌ラーメン どさん子南口店
葛飾区亀有3-4-12
03-3603-3363
営業時間(通常)
12:00~14:00/18:00~24:00
木曜定休