ドンドンもぐもぐレポート2018第9回【東四つ木/さぬきうどん 賞讃】
こんにちは!
和太鼓グループ彩 -sai- の塩見岳大(しおみ たけひろ)です!
無類の麺好きである僕、塩見ですが、
何故僕は麺類が好きなのか、
狂おしいほどに麺を欲し、麺に恋焦がれるのか、
その理由について考えてみました。
僕が麺を好きなのは、
麺が僕を好きだからではないか
と錯乱した時期もありますが、
今回はもう少し冷静に考えていきたいと思います。
人は周りの環境に影響されながら、
自分の人格を少しずつ形成していくものだと思います。
そしてそれは食の好みも然り。例外となるはずがありません。
僕の麺好きの始まりは父のラーメン好きにあると思います。
幼い頃、休日に片道1時間以上車に乗り、1時間以上並んでラーメンを食べるという、父のラーメン巡りに連れていかれた日々は忘れられません。
きっと僕はそんな父の麺類に対する情熱に影響されたのでしょう。
そして、高校の頃の担任の教師もまた麺を好む猛者でした。
ある日、ホームルーム中の何気ない話題からうどんの話が出てくると、
先生の口から溢れ出すかのように讃岐うどんへの愛が語られていくのです。
自ら讃岐うどんを作ったり、
連休には讃岐うどんを食べ歩く旅に出たそうな。
時間いっぱいに讃岐うどんへの愛を、つらつらと語る先生の姿は忘れることが出来ず、それ以降、僕が讃岐うどんを食べる機会は静かに増えていったのは間違いないでしょう。
ということで、今日は勝手に恩師の顔を思い出しながら、どんどんもぐもぐレポート!
讃岐うどんのお店、「賞讃」さんをご紹介したいと思います。
こちらのお店、以前車で前を通った時はずらりと行列が伸びていて、
興味を惹かれたことがありました。
そんな人気店にお邪魔し、
店長さんとお話しさせていただくと…
なんと昔、和太鼓彩が渋江小学校にて演奏させていただいた際に、
お子様がご覧になっていたそうな!
葛飾で行なっていた活動が輪になってつながったようで、
感激してしまいました。
葛飾で悪いことはできませんね 笑
店内には讃岐うどんの歴史や知識がボードに掲示されていたり、
新聞となって置いてあったりと、
店長さんの讃岐うどんへの愛が垣間見えます。
それらを読んでいると麺を茹で上げる時間はあっという間に過ぎ去り、
「賞讃」さんがかつしかフードフェスタで出店する「まぜうどん」が出来上がります。
冷たいものか温かいものか、マーラータレトッピングの有無を選択することができます。
今回はマーラータレトッピングなしの冷たいまぜうどん(写真上)と、
マーラータレトッピングありの温かいまぜうどん(写真下)をいただきました。
因みに店長さん曰く、マーラータレトッピングありは温かい方がお勧めだそうです。
それではいざ!いただきます!!
まずはマーラータレトッピングなしの冷たいまぜうどんをいただきます。
ラーメンのまぜそばから着想を得たとのことで、
こちらのまぜうどんにスープはありません。
長ネギ、青ネギ、豚肉が覆われ、その中に盛られた麺の山から一本、
ゆっくりと口に運んだ瞬間に驚嘆いたしました。
力強いとコシがあり、まるで生きているかのようにつるりと口元を通っていき、噛めば小麦のうまみがスッと広がります。
四国の会社から仕入れた二種の小麦をブレンドし、
5行程、計20時間の熟成をもって完成されるこの麺はまさに、
手間暇、愛情が丹精に込められた至高の一品。
そして更に僕の心を射止めたのはその味付けでした。
このまぜうどんは通常のうどんと異なり醤油と共に特製オイルが加えられているのです。
しっかりとパンチのある味付けによって、美味しい上に食べ応えもあり、
僕の好みのど真ん中を貫くような一皿となっていました。
続けてマーラータレトッピングありの温かいまぜうどんもいただきます。
マーラータレが入り、温度も変わると、このまぜうどんは大きく変身します。
生きの良い麺と共に口の中へ入っていくマーラータレは緩やかに全身の熱を送り、舌を刺すような辛みはないままに全身を心地よい暖かさと興奮で覆ってくれます。
ほんのりと額に汗が浮かぶ程度で、激辛というわけではないので、
マーラータレトッピングなしの冷たいまぜうどんと共にこちらも幅広い人にオススメできる一皿です。
最後に店長と共にパシャり!
人気店「賞讃」さんのまぜうどん、
見逃せない一品です!!
<店舗情報>
さぬきうどん 賞讃(しょうざん)
住所:東京都葛飾区東四つ木2-18-4
営業時間:11:30~14:30
定休日:日曜・祝日(お盆正月休み有)