ドンドンもぐもぐレポート2019第39回【柴又/柴又 丸仁】
日本って良いですよね。
西洋文化に限らずありとあらゆる文化が、
際限なく日本に流れ込んで来るこの時代。
数えきれない人間が何千年、何万年とかけて積み上げてきた各国の文化は、
そのどれもが面白く、興味深いものだと思っています。
叶うものであるのならば全ての国の料理を食べ、音楽を聴き、建築物を見て回りたいものです。
ですが、どれだけ海外で素敵な体験をしたとしても、
一番心安らぐのは日本です。
特に日本の食べ物は、
本能的に腹の奥底から欲することがあります。
世界の全ての料理を余すことなく食べたい僕ですが、
日本の料理はいつでも食べたい僕です。
きっと日本人には日本食を食べたくなる根元的な欲求が、
ご先祖様から代々DNAとともに引き継がれているように思うのです。
今日はそんな日本の食文化を絶やさず守ってきた、
柴又丸仁の「佃煮」を食レポしたいと思います!
こちらのお店は柴又帝釈天のすぐそばにありますので、
お店にお越しの際には、是非合わせて見てみていただくことをお勧めします!
ここに訪れれば日本食を食べる胃袋が出来上がること間違いなし!
さぁ帝釈天を訪れて、日本食モチベーションをぐーんと上げた後に、
柴又丸仁の佃煮、いただきます!
どーん!!!
こちらあさり佃煮になります。
慎ましくも艶やかなあさりの一粒一粒が、
その身を輝かせております。
早速食べてみましょう!
染みますね。
魂に染み渡ります。
身は柔らかく、風味は豊かで、
特徴的なところはしょっぱ過ぎないところですね。
ふっくらご飯に合うことは間違いなし。
日本食会の主役、白米の最高の相棒として大活躍し、
助演男優賞の獲得も目じゃないのですが…
このあさり佃煮、主役でもいけます。
塩分が抑えられているため、
これ単体でパクパクと食べていけます。
寧ろパクパクが止まりません。
あさりの素材の味が十二分に引き出され、
その旨味を前にすれば、
口元に運ぶ箸を止めることはできません。
白米のサポートも出来れば、
自分自身が前に出ていっても一線級。
完全無欠な万能役者さんでございます。
あさり以外にも、わかさぎ、小海老、小女子、
その他様々な種類があり、目移りしてしまいます。
中には真空パックに入っているものもあり、
見ているだけでも楽しいお店でございます。
日本の文化を守り続け、
良いものを絶やさずお客様に提供する柴又丸仁の「佃煮」、
是非ご賞味あれ!
<店舗情報>
柴又 丸仁
住所:東京都葛飾区柴又7-6-18
TEL:03-3658-2578
営業時間:10:00~17:00
定休日:無休