ドンドンもぐもぐレポート2019第43回【青戸/青砥 鰻 いづみ】
皆さん、こんにちは!
今日も“かつしかフードフェスタ2019”に向けて、葛飾の食の魅力を和太鼓彩のメンバーがレポートして参ります。
今回は、和太鼓グループ彩 -sai- の酒井智彬(さかい ともあき)がお送り致します!
さて、回数を重ねて参りましたドンドンもぐもぐレポート!!
皆様、かつしかフードフェスタ2019で食べたい葛飾グルメは見つかったでしょうか。
今回は、誰をも魅了して止まないあのお魚をいただくことができるお店にやって参りました。
困ったなぁ、また皆様に当日何を食べていいか悩ませてしまいそうな一品に出会ってしまいました♩
さぁそれでは行ってみましょう!
今回やって参りましたのは、京成青砥駅から歩くこと数分、「鰻 いづみ」さん。
葛飾青砥にて創業51年という老舗の鰻屋さんです。
発祥は江戸時代の浅草花川戸の伊豆屋。
そして明治時代に日本橋横山町に移転した「伊豆屋」を受け継ぐ伝統の鰻をお出しになっているとのこと。
僕たちは和太鼓奏者ということもあり、和楽器を通して“伝統”という言葉に日々向き合っています。
昔から受け継がれているものには、
今残っているしっかりとした理由、
それぞれの時代で人々に必要とされてきたこと、
そのもの自体の奥深さ・素晴らしさが兼ね備わっていると日々感じます。
今回は、そんな日本の伝統の味を心していただいて参ります。
僕の前にやってきた1つのお重。
中には、油の乗った鰻が待っているのか・・・
鰻エキスがつまったタレのかかったご飯・・・
早くその香ばしい匂いを嗅ぎたい・・
食べたい・・
食べたい・・
早く開けたい・・
食べたい衝動に駆られるも、漆塗りのお重の宝箱のようなオーラに息を飲みます。
恐る恐るフタに手を伸ばします。
そこに待っていたのは・・・
まるで天国のような素晴らしい景色。
一面に広がる、タレご飯の上に焼き上げられた鰻という幸せ色。
鼻の奥まで駆け巡る、鰻とタレの香ばしい香り。
もう我慢できません。
いただきまぁぁぁすっ!!!
んふーーーーーっ!!
口の中に広がる“鰻天国”
肉厚なのにとーーっても柔らかい鰻。
間違いないこの鰻の旨み成分が一気に僕を幸せの境地へと誘ってくれます。まさに絶品。
美味しすぎます。
もし江戸時代タイムスリップしても食べに行きます。むしろ待っていてください!
この柔らかい鰻の秘密は、材料・調理法にありました。
鰻はこだわりの国産鰻を使用。
そしてこだわりの鰻を江戸時代から続く、伝統の調理法を行なっているんだそう。
鰻を絶妙な加減まで蒸し、秘伝のタレに絡めて焼くんだそう!
鰻に絡むこの秘伝のタレ。
タレ自身に含まれたぎゅーっと詰まった鰻エキスが、さらに鰻の味を引き立てています。
実はこの秘伝のタレ、100~150年間もの長い年月継ぎ足し、継ぎ足し作られたものなんです。
人々に愛されながら今も味わうことができる歴史を感じる一品でした。
かつしかフードフェスタでは、「鰻ご飯 1000円」というお求めやすいお値段で提供なさるそうです!
皆様もぜひこの伝統の味をお楽しみください。
以上、酒井智彬でした〜!
<店舗情報>
青砥 鰻 いづみ
住所:東京都葛飾区青戸5-2-4
TEL:03-3603-4478
営業時間:11:15~13:30/17:15~20:30
定休日:不定休・日曜多い