【ブラサカ/ロービジョンフットサル】
東日本リーグ2022 in 葛飾
パラスポーツでもボールはトモダチ!
2022年7月30日
NPO法人日本ブラインドサッカー協会主催による
東日本リーグ2022 in 葛飾
と称したロービジョンフットサルの試合(公式戦)が奥戸総合スポーツセンター陸上競技場で行われました
当初の予定では、ブラインドサッカーが6チーム、ロービジョンフットサルが3チームの出場を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、会場への来場者数(出場クラブチームおよび運営スタッフを含む)を抑えるため、ロービジョンフットサルの試合のみでの規模を縮小しての開催となりました。
(ロービジョンフットサル東日本リーグ2022 in 葛飾 のみ開催)
それでは!約46万人の葛飾区民(とその周辺地域)の皆様に当日の会場の様子などをお届けしたいと思います。
開場時間よりやや遅れて現地入り。
驚くほど静か…
地元サッカーチーム、南葛SC(TOPチーム)の試合開始前の環境に慣れていると、寂しくもあり、これからの大会発展が期待できるという楽しみもあります。
今回の大会に参加する3チームは下記。
CA SOLUA 葛飾
CLUB VALER TOKYO
特にCA SOLUA 葛飾は、活動拠点こそは埼玉県の吉川市に移ってしまいましたが、以前は葛飾区内の事務所を拠点に発足したチームであり、なおかつ「葛飾」の名前をつけ続けてくれているチーム。
CA SOLUA 葛飾 の試合が観られるのは本当に楽しみにしておりました。
2019年にロービジョンフットサルについて紹介記事を書かせていただいた事もあるので、ロービジョンフットサル??となる方は一読いただければ幸いです。
3チーム総当たり、計3試合の試合スケジュール。
10分ハーフの予定であった試合も、7分ハーフに短縮されました。
最初の対戦(M1)はCA SOLUA 葛飾 vs CLUB VALER TOKYO
CA SOLUA 葛飾 = 黒のユニフォーム
CLUB VALER TOKYO = 水色のユニフォーム
推しとしてはCA SOLUA 葛飾なのですが、CLUB VALER TOKYOの選手の数がギリギリという状況を目の当たりにしてしまうと、つい応援したくなってしまうのが下町人情というもの。
結果は2対0でCA SOLUA 葛飾の勝利でしたが、CLUB VALER TOKYOの選手たちが試合終了後、早々に客席に礼を尽くした事も大いに評価したい!
むしろコレが出来ないチーム(選手)は評価される以前の問題だと思っていますのであしからず。
第2試合(M2)はFC SFIDA つくばvs CA SOLUA 葛飾
FC SFIDA つくば = 青のユニフォーム
CA SOLUA 葛飾 = 白のユニフォーム
CA SOLUA 葛飾がユニフォームを変えてきた事にはちょっと驚きました。
この試合に関しては、両チームともに試合前のアップの時間からも特にサッカーを楽しんでいる印象を強く受けました。
日が昇り、フィールドはとんでもなく熱い状況でしたが、それでもボールを蹴って回しながら笑い声が聞こえてきたりするのは、観ていて気持ちが良かったです。
結果は1対2でCA SOLUA 葛飾の勝利。
第3試合(M3)として予定されていたCLUB VALER TOKYO vs FC SFIDA つくばの試合は、残念ながらCLUB VALER TOKYOに負傷者が出てしまい出場辞退(不戦敗)という結果になってしまいました。
ただし、エキシビジョンマッチとしてCLUB VALER TOKYOにサポート選手(ビブス着用の方)が入り、試合は行われました。
CLUB VALER TOKYO = 水色のユニフォーム
FC SFIDA つくば = 上白、下黒のユニフォーム
練習は練習としても、やはり対戦相手がいる「試合」の機会は大事にしたい「サッカー(フットサル)がしたい」という気持ちが伝わってきた良い試合でした。
大会の結果は
第1位 CA SOLUA葛飾
第2位 FC SFIDAつくば
第3位 CLUB VALER TOKYO
勝敗はもちろん大事ですが、サッカーを楽しむ!という点においてはスポーツの根幹にふれていた良い大会であったと感じました。
大会の広報を務める源さんより
「今回、ブラインドサッカー(ブラサカ)の試合をご覧いただけずに残念ではございますが、同じ区内にブラサカとロービジョンフットサルのチームがある数少ない地域の一つです。
パラスポーツに興味がある方は、機会があればぜひ観戦にお越しください。
チームと一緒にプレイ、チームを支えてくれるスタッフとしても参加できますので、この大会が誰かの次のアクションに繋がればと思います。」
今回、残念ながら中止となてしまったブラインドサッカー(ブラサカ)については観れなくて残念であると同時に、大会の出場を楽しみにしていた選手たちもさぞかし悔しかったのではないかと察します。
そして集客面では、最大で50人に満たない状況でしたので、南葛SCサポーターやキャプテン翼の読者にはもっとブラインドサッカー、ロービジョンフットサルを知っていただき、大会を盛り上げていただければ幸いです。
パラスポーツでもロベルトノート52P!
そして!
ボールはトモダチ
これからも葛飾区のパラスポーツの応援をよろしくお願いいたします。