【限定】焙煎アゴ出汁麺
和の出汁が織りなす和の色彩

亀有どさん子

2019年8月の一押し麺(限定麺)

焙煎アゴ出汁麺

820円
担当:Gタツ


梅雨が明けたとたん猛暑日が続きますがしっかり召し上がっていますか。ラーメン。
暑さも忘れるでお馴染みの今月のどさん子限定麺をご紹介します。

帰ってきたアゴダシメン

去年6月の限定麺で提供していた「焙煎あご出汁麺」がさらに完成度を高めて帰ってきました。
おかえり。

醤油ベースに様々な出汁を加え、深みがありつつもスッキリした味わいになっていますので、むせかえるような暑い日にも、あの人と一緒でも一人の夜にも。
シチュエーションを選ばずいただけるのがうれしいところ。

 

お待ちかねの御姿がこちら、ドン!

焙煎アゴ出汁麺(820円)

綺麗・・・
このスープを見ているだけで優しくなれます。僕は。

 

ポテンシャルの高いアゴ出汁スープ

お吸い物やうどんの出汁としてよく使われるアゴ(飛び魚)出汁ですが、
それだけではラーメンのスープとしては爽やかすぎます。
そこで宗田鰹節、鯖節、真昆布、干し椎茸といった出汁をじっくり煮だして深みを持たせ、3種類を独自にブレンドした醤油ベースに加えることでラーメンに合う力強いスープになっています。
仕上げのアゴ油、より深いコクと甘みを加えて完成。
澄んだ”褐色(かっしょく)”のスープは見ているだけで食欲をそそります。

 

淡麗系スープに細麺が最適解

麺は丸めんの細麺を採用し、細麺ながらとても歯ごたえがあります。
強めにちぢれた麺を使えばアゴ油が良く絡んで最初の一口のインパクトは大きくなりますが、食べ進めるとアゴ油が少なくなり、だんだんインパクトが弱くなってしまうのでこの麺にしたのだと思います。
“砥粉色(とのこいろ)”をした麺に程よくスープが絡みつつ全体のバランスを崩さないので常に「最初の一口目」が楽しめます。

 

丁寧な仕事を感じる具

今回のアゴ出汁麺のチャーシューを鶏胸にした所は前回からのアップデートポイント。
ほんのり”薄桜色(うすざくらいろ)”を残した胸肉に焼き目をつけて香ばしさをプラス。
低温調理しているため、火はしっかり通っていながらも柔らかい口当たりとなっています。
また、香り豊かな”常磐色(ときわいろ)”した三つ葉をふんだんに使って清涼感もアップ。
味チェンよろしく、チャーシュー・三つ葉の「香りチェン」を楽しめる仕様です。

そこにラーメンの具三役
・”黒緑色(くろみどりいろ)”の「のり」
・”飴色(あめいろ)”の「メンマ」
・”白緑色(びゃくろくいろ)”の「ねぎ」
にアクセントカラー”深緋色(こきひいろ)”の「糸唐辛子」も乗って見た目にも鮮やかに。

汁上げ・麺上げ写真などを撮るのもおぼつかず、気が付けば最後の「最初の一口目」までぺろりと完食。
今月も非常に美味しゅうございました。

後に残るは白磁色

味はこれ以上語るまでもなく、それに加えて香りそして色も楽しめる今月の焙煎アゴ出汁麺。

僭越ではございますが、焙煎アゴ出汁麺カラーチャートを作りましたので、
お役立てください。

カラーコード付きで便利

それでは、また。どこかで。