ガ汁は役に立たないブログ

まさお!Jリーグカレーよ。

ラモス瑠偉は、今でもまさおの突然変異で出来た生物という設定を守っているのだろうか。

いやぁ、隙さえあれば口をつく「暑い」という言葉。
言ってどうなるわけでなし、いっそのことこの口ごと朽ち果ててしまえばいいのにと願いながらの更新。

古いレコードジャケットを見るのが好きです。
さらにマイナーであればあるほど、ある種の興奮が体を突き抜けます。

そんなものをたまに見つけると、日頃の疲れも吹き飛びます。嘘です。疲れは疲れです。別問題です。

でもすごいジャケットは本当にすごいんです。
ちょっと紹介。


東京ズキズキ娘 / 長良いづみ

しょっぱなから飛ばします。ズキズキ娘です。
どんな状態の娘をズキズキ娘と呼ぶのかの説明は一切無いのでわかりませんが、
少なくともこのジャケットに写っている女性からは、ズキズキ感がほとばしっているように感じます。
いまどき、メキシコ土産でもこんな派手な人形は無いと思われる極彩色の衣装。
ひっそりとB面タイトルが「乙女心」というあたりに、ズキズキ娘ならではの感動があります。
僕は何を言っているのでしょうか。


倖せの黄色いティッシュ / トミー・ジュン

日本語タイトルだけでは物足りないのか、左下の「Yellow Tissue」でさらに攻めて来ます。
倖せとティッシュがイコールで結ばれる事は僕の人生の中にはあり得ない事だと思われて来ましたが、
どうやらそうでもないようです。
トミー・ジュンという名前もなんともいえない「安さ」を滲ませていて好感が持てます。
さしずめ「富岡純子」とかそんな名前なんじゃないかしら?と僕は邪推しています。


ウラトビサスケ78 / 山川ユキ

全てが咬み合わず、意味を持たない素晴らしいジャケット。
タイトル、髪型、セクシー胸元の衣装、背面を走る配線。
上質な謎掛け遊びを仕掛けられているような恍惚感を得ることが出来ますね。
まず十中八九、このジャケットが表現しているものは何も無いでしょう。
ただひとつ言えることは、「良くぞこれで売ろうと思った」という点に尽きます。


ト・シ・ヒ・コ / ベッシー

さぁ、どうやら我々は袋小路に迷いこんでしまったようです。
究極のメッセージ。「トシヒコ」。声に出して敢えて言いたい発音です。
「トシヒコ」では無く、「ト・シ・ヒ・コ」というあたりも、今際の際に発したベッシーの最後の言葉のようで感動もひとしおです。
一回も聴いたこと無いのに、片言の日本語でつたなく歌うベッシーの姿が頭に浮かんでくるのが不思議です。
全国のトシヒコは今からでも遅くないです。今すぐこのレコードを探し出し、一日も早く手に入れる事をオススメします。
そして僕に貸してくださいw


ダイナマイト / 岩城徳栄

なぜそんな荒々しい書体なのか。なぜダイナマイトなのか。
そんな事より僕が一番最初に浮かんだ言葉は、
「・・パイナップルだろう・・・。」 でした。
パイナップルをダイナマイトだとゴリ押ししているのか、
パイナップルの上にDYNAMITEという文字が無理矢理乗ってます。
どんな歌でも構わないとは思いつつ、とにかく素通りは出来ないインパクトであることは間違いありません。

そして、

サガポ-旅立ち- / 碧夏子

究極の衝撃作です。一つとして同意しかねる意味のわからなさです。
ポールダンスか、はたまた消防署なのか、中心を貫く鉄の棒に寄り添う全身タイツの女。
頭まですっぽりと覆ったその衣装は、「よくぞそれで撮影OKしたな」という畏敬の念すら起きてきます。
一瞬「これは全身タトゥーなのでは無いか?」と間違いそうになるその理由は、靴。
なぜ全身タイツの上からそんな靴履いてるのか。
もはやレコードジャケットの枠を超えた前衛芸術と呼ぶにふさわしい出来であります。思っていないけど。

と、こんなまるで意味の無い事を汗だくで更新している僕は、よほどの好き者なのでしょう。

そろそろ意識が朦朧として参りましたので、お開きにさせて頂きたいと思います。
また、機会があれば皆さんと一緒に楽しんで行ければと思っております。

それでは、また、サヨナラサヨナラサヨナラ。

コメント

  1. 通りすがり より:

    碧夏子という方は、サンシャイン60ビル開業時に行われた「ミスアゼリアコンテスト」で優勝し、芸能界デビューされたひとだそうです。だがそのデビューもほとんど地元にも知られていません。80年代中頃まで活動されたようですが、最後にテレビで確認されたのはTBS街角テレビのゲスト出演といわれています。

  2. ガ汁 より:

    >通りすがり様
    ありがとうございます。
    このタイミングで碧夏子さんの情報が耳に入ってくるとは思ってもいませんでしたw。
    感謝致します。
    しかしミスアゼリアコンテストとはなんとも胡散臭いコンテストですね。ざっくり言えば「豊島区美人」って事ですよね。
    いい具合の小規模感が夏子の魅力なのでしょう。
    関係ないけど、件のジャケットの写真を見るたびに、「ひょっとしたら、トロンに出てたんじゃねーかな。夏子」って思います。

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