やるかね。 今さら、、。
やるんだよ。 たまーに。
いやいや どうも、僕です。
もうどれくらいの間が空いたことでしょう。
筆を折ってから(そんな大げさな事じゃねえよ)かなりの月日が経ちました。みなさんお元気ですか。
ここまで空いたらもうさすがに戻ることも無いだろうと思っていたのですが、
日常生活を送る僕の後襟をぐいっと捕まえ引っ張り上げてくる怪物がいました。
そう、「夢グループ」です。
このブログでも何度かご紹介していた夢グループなのですが、(忘れてたけどこんなのやってました。)
当時の活動のメインはコンサートで、ピークを過ぎた演歌歌手や歌謡曲の大御所を集合させ
「夢コンサート」などと大仰に構えた名称で十把一絡げ感を上手に隠して活動していたはずなのですが、
数年前からテレビ通販に参入し、気が付けば次から次へと商品を販売しています。
しかもそのCMのクオリティがすさまじく、僕なんかCMが流れる度に作業中の手を止めて全力で目を奪われてしまう事もしばしばなのです。
画面にはいつも夢グループ社長と所属グループの歌手(保科有里)の姿。
この保科有里って人がいいスパイスですよね。 絶妙なくさみがあってもうたまらないです。
代表曲を知らないけれど、そんなのどうだっていい。人の歌えばいい。
良く知らないけれど、細いCDの時からやってる人。
軽快なやり取りで商品を紹介するのですが、なにしろセリフが棒すぎて目が離せない。
「お値段なんと9800円!」と叫ぶ社長のニヤニヤ顔と
「安い!嬉しい!」と連呼する有里の陶酔しきった顔。 ちょっぴりカルトの香りすら漂ってきます。最高。
何がそんなに僕を惹きつけるのか。
この気持ちの状況をこのまま野放しにしておくことが果たしていい事なのか悪い事なのか
そんな事をぼんやりと考えながら、とりあえずまた書き始めた次第なのです。
だもんで、急な更新をお許しください。ってかもう誰も見てないだろうけど、たまに来た人が「!!」ってなってくれたら幸いです。
まぁ酒でも飲みながら、ダラダラ読んでよ。
とりあえず現存で動画も確認できる商品CMを一部ですが、一つずつ鑑賞しながら見どころと感想を列記していきたいと思います。
今、誰が一番興奮しているかって、僕が一番興奮していますww
夢最新卓上クーラー
※冒頭から商品価格を発表し、有里のもう一声的な申し入れに「ンハゥ」という声を漏らしつつのもう一個プレゼントの太っ腹。
有里「やすぅぅぅい。うれしぃぃぃ」と大興奮。あまりの棒演技に絶句するが、これが味なのだ。
コンパクトな持ち運びできるクーラーだという部分にスポットを当て購買意欲を掻き立てる。
「いやこのひんやりした風がとーっても気っ持ちいいんですよねぇぇぇ」と社長。
観る者に得も言われぬ「ライトな嫌悪感」を与えつつ、同時に本気でこの商品に惚れ込んでいるのだという陶酔しきった目が、「安物買いの銭失い」ということわざを脳から取り去ってくれる。
特筆すべきは涼しさにはまったく関係ない7色のLEDライトが点灯する機能。
もしかして買わない方が間違っているんじゃないか?そんな錯覚に我々を誘うのだ。
夢ポータブル多機能プレーヤー
※しょっぱな商品名を叫ぶ社長の「ゆぅめぇポータブル多機能プレーヤー!」の響きでまず心をつかまれる。
テレビ、DVD、CDの再生、録音が出来るこの商品。商品の平凡さは去る事ながらそれより先に論ずるべきは社長の発音。
「これ一台で、テレビ、デーブイデーを見る事が出来、シーデーも聞くことが出来・・・」 、、、最高。
こちらが求めているものを言わなくてもさっと提供して来る。隙のない社長。
値段の発表も「安くて驚かないでください!税込み1万円でのご紹介でーす。」に対するアシスタント有里の「安い!安ぅぅゥい!」が
呪文のように頭をリフレイン。
さらに商品説明中にアシスタント有里が破顔しながらテレビを見ているシーンがあるのだが、何を見ているかというと、自分らが出ている通販のCMという、もうどう捉えたら良いのかわからない最高さがここにあるのだ。
7インチ画面が1万らしいが、なんと9インチ画面も12800円、この情報を受けてのアシスタント有里の
「9インチで12800円もやっすぅぅぅい!」という見事なオウム返しも見どころ。
捨てるとこ無しの名作。全部食える。豚か、貴様。
夢最新通訳機
世界118か国の言葉を翻訳するという商品。
定価29800円が11000円からのせいいっぱい価格で税込み1万円。
このやりとりはいつものごとく素晴らしいが、特筆すべきはこの時社長の「一万円」の発音が「つるとんたん」や「ちむどんどん」と同じイントネーションでの一万円なのだ。
こんな発音で一万円なんて聞いたことが無く、社長の人心掌握術の一部なのでは無いかと勘繰りたくなる。
英語を日本語に翻訳も出来、かなり怪しい発音の社長の英語(前出のデーブイデー等)も正しく変換する。
マイ ホビィ イーズ トラベリーーング のくだりは軽いトリップ感すら味わえる。カタルシスを味わおう。
と、まぁ魅力を伝えようとすれば一夜では足らず、このまま続ければ僕も寝食を忘れ没頭してしまい、死の危険すらあります。
断腸の思いで今回はここらで終了させつつ、次回さらなる商品群を味わい尽くして行ければと思っております。
ああこれぞ自己満足。 ちょっとすっきりしている自分。
人生は一度きり。 悔いなく生きたいものです。 何を言っているのか僕は。
そんなこんなで、では股。
元気で、とりあえず、元気で。
そこに、詩(ポエム)があるのだ。
私としたことが気づくのに2週間近くかかってしまいました汗
2年ぶりの投稿、感無量の極みであります。
次回、楽しみにしております。
よかったです。心配してました。