子供の頃、
「こんな既得権だらけの世の中じゃなく、 戦国時代や幕末なら、
俺だってもしかしたら歴史に名を残す活躍ができたかもしれない」
なんて思ってた。でもそれは思い違いだった。
戦国時代に生きていたって、
どうせ信長(水嶋ヒロ)みたいな才気あふれる天才に翻弄される
雑魚武将か、飢饉で飢え死にする百姓が精いっぱいだったろうし、
幕末に生まれていても、
どうせ竜馬(水嶋ヒロ)みたいな寵児につき従うことすらできず、
黒船におびえて四畳半で鼻くそでもほじっている
町民がせいぜいだったろう。
どんな時代に生まれても、俺は所詮俺、
水嶋ヒロは水嶋ヒロなんだ。
諦めるしかなかろう。
水嶋ヒロは、俺たちに
「無駄な努力はするな、ささやかな幸せをつかめ」と
そういってくれてるような気がする。
至極名文であります。
涙が出ますよ。
さあ、気持ちも落ちきった所で、張り切っていきましょう。
僕です。
・幼少期はスイスで暮らした帰国子女
・顔が超絶イケメン
・サッカーで全国大会出場
・ちゃんと大学卒業してる
・歌手と結婚 しかも病気の嫁を「一生守る」とか言っちゃう
・人気絶頂の中芸能界引退小説家へ
笑うしかないとはこの事でございますね。
さて、気を取り直して
ちょっぴり最新ファッション事情でもチェックしましょう。
自分を切り刻む程のダメージ感
初回からパンチが効いています。
そこまでして出したいのかダメージ感。
残念ながら、言っている程のダメージ感が伝わってきていないのが残念でなりません。
俺には守るべき物がある!!
いやいや、なんという素朴感。
一瞬、「甲子園マガジン」か何かかと思ってしまいました。
そこまで言い切られたら「了解!」とついつい答えてしまいそうになります。
木こりと見紛うようなベストが素敵です。
お前は俺の黒に酔いしれてな
最近どうもインパクトに欠けるキャッチフレーズが目立ちますね。
このセリフも、普通だったら結構おかしいとは思うのですが、
もう耐性が出来てしまっており、ちょっとやそっとの事では
効かなくなっています。
麻痺状態ですね。
さて。気がつけば俺の時代が来たわけだが・・。
いや、来てねーし。 と。
メンズナックル特有のこの「言いっぱなし感」が素晴らしいです。
誰も同意していないのに、もう「時代が来た」という事を前提にモノを話す。
そこにしびれ、憧れる。男たるもの、かくありたいものです。思ってないけど。
ああ、水嶋ヒロに始まり、メンズナックルで終わる。
世界は広いなぁ。
では、マタ。