ガ汁は役に立たないブログ

愛は地球を救うとかさ、愛で救えるならCO2の削減なんてしないよね

至極名言です。
救えない。

おはようございます。

さて、ある年代の人々は、体を鍛える器具と言えば、「ブルワーカー」な訳なんですが。

ブルワーカーとはそもそもなんぞやと。

1960年代から発売された、筋力トレーニンググッズでありますな。

使い方は色々です。 こんな感じ。

これがどういう訳か日本で爆発的に売れて、少年誌などの裏表紙には、必ずと言っていいほどブルワーカーの広告が載っていたものです。

そんなブルワーカーの広告が色々あったよという話。 


これは当時を代表するブルワーカー広告の金字塔ですね。
まるで病魔に侵されているかのような「以前の私」の弱々しさといい、ちょっとシティ派っぽい絵のタッチといい、
言うこと無しです。


その意思を継ぐかのような、弱々しさで登場したブルワーカー広告がこちら。
半年前の「私」の腕の細さは、尋常じゃないです。
ナイトメア・ビフォア・クリスマスと見間違える程のマッチ棒体型。


200万本を突破!と左上に書いてあります。
飛ぶ鳥を落とす勢いのブルワーカー人気です。
どうりでうちのオヤジが所有している訳だ。と。
「7つの運動がキミを変える!」のキャッチコピーには程遠く、
我が父は、残念な体型。


あの長州力のパワーの秘訣はこれだったようです。
本文の中で、長州が「持ち運びが手軽」とぬかしておりますが、
意外に重く、場所も取るブルワーカー。
とても「便利」という範疇には適さない商品だと思っているのは僕だけでは無いはずです。
それよりなにより、画像右下の「長州力キャンペーンプレゼント実施中!」が気になります。
長州力キャンペーン。 声に出して言いたい言葉ですね。

そんな中、ブルワーカー史上に残る名作中の名作と呼べる広告がこちらです。


一見、何の変哲もないただの広告に見えるのですが、
小さく写っているこの4コママンガが半端じゃないです。
誇大広告もここまで来ると、気持ちが良いぜというレベル。
一緒に追ってみましょう。



女性は私のことを“貧弱な坊や”と馬鹿にした。



私はブルワーカーを始めることにした。



効果は短期間で現れ、満足できるものであった。



今ではだれでもが私を立派な たくましい男性としてみてくれる。

・・・・・・・・・・・。

なんというサクセスストーリー・・・。
思ったら即行動。 即成功。 ラクラクおねーちゃんをGET!
これなら1億総ブルワーカーユーザーであってもおかしくはありません!
しかし1コマ目の体の細さと顔のギャップは、後年語り継がれる伝説の絵面だと思います。

ま、それだけです。

では。。。

関係ないけど、「連射育成グローブ」って、一体何の役に立つというのだろう。

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