ガ汁は役に立たないブログ

ラ・ムー と生きる。

 

 

みなさん。お元気ですか。

 

 

僕は、元気です。 

 

月並みな始まり方で恐縮ですが、急に書きたくなったので、書きます。

 

 

 

アイドルの菊池桃子が、アイドルとしての人気が低迷気味になった時代、苦肉の策として打ち出したロックバンドへの転身。

 

 

 

そう、ご存知。 「ラ・ムー」であります。

 

 

 

この記事を書こうと思った日、僕は休日をパソコンの前で「ラ・ムー」のライブ映像を見ながらコーヒーを楽しんでいました。

 

 

恐らく、日本中であの夜あの時にラ・ムーを観ながらコーヒーブレイクしていた男は、僕だけだったのではないかと思われます。

 

 

 

それはいいんですが、このラ・ムー。

 

 

デビュー曲が衝撃的過ぎて記憶が飛んでしまいますが、実は3枚のシングルを世に残していた事をご存知だったでしょうか。

 

 

 

これはデビューシングル「愛は心の仕事です」 

 

 

 

 

 生きる事の 人は天才よ
恋した時気づくの
愛がいちばん!いつでも・・・・
Bang Bang Bang
何をおいても Ichi-Bang-Bang
青春のね 取り柄っていえば
人を好きになること
I-My-Me-Mine,My Boy

 

 

「生きる事の 人は天才よ」   恐るべき倒置法。。  意味がさっぱりです。

ロックに生きようとする気概がひしひしと伝わる意味不明な歌詞。

 

何をおいてもIchi-Bang-Bang・・。  これはハルクホーガンも裸で逃げ出すインパクトです。

 

 

 

そして気になるセカンドシングル

 

「少年は天使を殺す」

 

 

 

どうした桃子。と叫ばざるを得ない前衛的なタイトルです。

 

 

気になる歌詞の冒頭部分

 

 

 

 

 

>少年達は天使を殺す

 天使たちはスリルで瞳濡らす

 お疲れ・・・お疲れ

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・。  どういうこと?

 

 

 

 

お疲れ・・・ お疲れ って。あなた。。。。

 

それを屈託の無い笑顔で菊池桃子は平然と歌い、舞うのです。

 

これをロックと呼ばずして、何と呼ぼうか!!!

 

 

 

そんなもんだから、「お疲れ」だったラ・ムーは、バンドの方向性を見失い、転げ落ちて行くわけです。

 

 

ラストシングル。

 

 

 

 

 

 

TOKYO野蛮人

 

 

 

 

 

 

 YA・BA・N・JI・N

 

野蛮人 とか使っていいの? ねえ。 いいの?

 

しかもジャケットは、ネオンテトラにスフィンクス。 そして泡・・・。  

 

僕は、ジャケット写真を見ただけで、ちょっぴり瞳を濡らしました。 そう、殺された天使のように・・。 やかましいですね。

 

 

わかっちゃいるけど、歌詞なんて、時代を超越して、未だ解明できないような内容です。

 

 

 

>おやすみでも おはようでも

 どうでもいいネ

 エチケットで キスした子に

 ナナメな気持ち

  僕は泣くね 鏡の中

 夜更けのディスコティック

投げやりにも程があります。  どうでもいいネ  なぜ 「ネ」 がカタカナなのか。

歌詞に意味を見出そうとしている自分が、愚かにすら感じてきます。

 

そして曲はサビに到達し、興奮は高みに達します。

 

 

 

 

 

 

> ほらハートがキュッキュッダンスはキュッキュッ

  TOKYO 野蛮人 さびしさが光るキバになる

  足首もキュッキュッ くびれてキュッキュッ

  おしゃれな 野蛮人 愛し方しか知らないね

 

 

 

 

 

・・・・・・うわぁ。 どうしよう。

 

 

 

 

 

もはや逃げ場すら桃子は与えてくれません。

 

 

完全に追い詰められた気持ちのまま、僕は空になったコーヒーカップとともに、その場に立ち尽くしました。

 

 

 

先人達は、偉大なるロックバンドを残してくれたんだ・・・。そうに違いない。

 

そう、思い込む事で、混乱した自分の気持ちに折り合いを付けた、蒸し暑い夜の出来事でした。

 

 

 

youtube などで転がってますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

さようなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

  1. 死ん生 より:

    え?えなり?

  2. ガ汁 より:

    >死ん生さま

    お久しぶりです。
    そう、えなりです。
    アマチュア無線界のプリンスですね。
    楽しさ満載!ハムフェア’97。
    まずはハムの楽しみ方から僕達は学ばないといけないと思います。

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