という、明日のジョー読んでないとわからない話。

青山

おはようございます。

死亡フラグってのがありまして、

マンガやアニメの中で、このセリフが出たらだいたいそのキャラクターは死んでしまうというものですが、

それの辞書みたいなものがありまして、

読み進めたところ、結構おもしろかったので、

ちょろちょろっと、紹介を。

まずは、基本形として、

俺、この戦争が終わったら結婚するんだ。
【おれ、このせんそうがおわったらけっこんするんだ】

用法：自国に婚約者を残して戦争に出かけた際に用いる。たいがいなんでもない死に方をする場合が多い。

こんな感じのノリでかなり色々と載ってます。

や、やったか！？
【や、やったか！？】
会心の一撃を放った後、土煙などで相手の姿が見えない状況の時に使う。
この直後、土煙の中にパワーアップした無傷の相手のシルエットが浮かび上がる。

殺人犯と同じ部屋になんていられるか！俺は部屋に戻る！
【さつじんはんとおなじへやになんていられるか！おれはへやにもどる！】

用法：外界から隔絶された場所で殺人事件が起きた場合、高確率で誰かがこのセリフを使う。
この後宣言通り部屋に戻り、一人になったところで犯人に殺される。
普通に考えれば全員一緒でいた方が安全なはずだが、殺人事件という異常な環境が判断力を鈍らせるのだろう。

○○様の出る幕ではありません ここは私が
【○○さまのでるまくではありません、ここはわたくしが】

ボスキャラとの戦闘になりかけた時、ボスの部下がしゃしゃりでる際に用いる
しゃしゃりでるだけの自信がある分 多少の実力はあるキャラが多いが
稀に数秒でやられるなどこちらの予想を裏切られる場面も多々ある

あまりの恐怖に叫びながらマシンガン乱射

【あまりのきょうふにさけびながらましんがんらんしゃ】

自分の実力では勝てない強敵への最期のあがき。
主に、集団行動をしていて強敵に遭遇し
自分以外が殺される、又は、仲間を守るため自分が最初にやけくそになって乱射･突撃した場合は100%死ぬ。

冥土の土産に教えてやろう
【めいどのみやげにおしえてやろう】

用法：ボスクラスの敵が主人公をボコボコにして調子にのったときに使う
高確率で主人公の怒りに触れることになり、逆に自分が殺されることになる
使用するには相当勇気のいるセリフである

未だかつてこのヌンチャクをかわした奴はいない！！
【いまだかつてこのぬんちゃくをかわしたやつはいない！！】

用法：あっさりかわされる
その後やられる

高田さーん！いるんでしょ！？・・・あれ？鍵、開いてる・・・
【たかださーん！いるんでしょ！？・・・あれ？かぎ、あいてる・・・】

用法：高田さんはもう死んでいる。重要参考人の死により捜査は振り出しに戻る。

そうか…、あいつが…
【そうか…、あいつが…】

用法：脇役が犯人に気付いたときに使用
使用者はすぐ傍に潜んでいた犯人に殺害される

バーカ、そんなもんいるわけねーだろ
【ばーか、そんなもんいるわけねーだろ】

用法：謎のクリーチャーを目撃した人物が、状況を友人や同僚などに説明した際
説明を受けた側が相手を嘲笑しながら言う言葉　
突然現れたクリーチャーに振り向きざまに惨殺されるケースが多い
なにが起こったか全くわからないまま死んでいく
台詞をすべて言い終わる前に殺される場合もある

わ、分かった！金か？金ならいくらでもあるんだ！！
いくら欲しい！？
1000万か！？1億か！？

【わ、わかった！かねか？かねならいくらでもあるんだ！！
いくらほしい！？
いっせんまんか！？いちおくか！？】

用法：敵のドンが頭に銃を突き付けられてる時に発する
その際に正義の味方は冷たい台詞、あるいは何も言わずに発砲する

唐突な自分語り
【とうとつなじぶんがたり】

登場人物の一人が突然自分の過去、将来の夢などについて語りだすこと。
本当に唐突であることが多く、その内容も将来の夢の場合は希望に溢れていることが、過去は悲惨であることが多い。
余りのフラグ回収率の高さゆえ、あくまでお涙頂戴の後付けエピソードみたいなものである。

ｸｯｸｯｸｯ…フハハハハ…アーッハッハッハ!!
【くっくっくっ･･･ふはははは･･･あーっはっはっは】

別名：悪の三段笑い
ある程度の実力の伴った悪役がその力や知略を誇示する際に用いられる。
一見主人公側を圧倒しているように見えるが自信が慢心に変わった瞬間の指標である。
大抵の場合この後に正義･愛･友情といった美徳を力とした渾身の一撃により敗れる。

ヒャッハー！！
【ひゃっはー!!】
どうみても雑魚のセリフ、次のコマで死ぬ

素晴らしいですね。このありがち感。

次から次へと被害者が出てくる様が目に浮かびます。

これだけ死亡フラグの鉄板ネタがあるということは、もはやマンガやアニメで、やっていない技法というものが無くなって来ているという事でもありそうですね。

まぁ僕の人生にはあまり関係ないので、別にいいですが。

とりあえず、そんな具合の日曜日。

お元気で。

今年こそは。