またまたお久しぶりになってしまいましたな。
おはよう。僕です。
体操の内村選手が金メダルを獲得し、観客席の母親に向かって花束を投げ、
キャッチした母親が投げ返したのが息子の大好物、ブラックサンダーだったので、爆笑しました。
良い親子ですな。
さて、最近とんと見なくなったメンズナックルのキャッチコピーですが、
何やら、行き着く所まで行ってしまい、とうにピークは過ぎ去ってしまったようです。
ここ最近の紹介文を読む限り、そこまでのグッとくる感はありません。
小奇麗系コーデの予定調和を打ち破るチラ見せヒョウ柄パワー
事前に知っておかなければいけない知識が多すぎてもう大変です。
小奇麗系のコーデがわからないうちに、その予定調和を打ち破られ、
そこにチラ見せのヒョウ柄を持ってこられた日には、
ファッションにうとい僕としては、裸で逃げ出す以外に道は無いのです。
今、この瞬間をオレにしか纏えない服で武装し、燃え尽きる
こちらもまた随分と生き急いでいる感じのコピーです。
せっかくお気に入りの服で武装をするやいなや、燃え尽きます。
as soon as 燃え尽きます。
そして触れて欲しい感が大爆発している変な名前にも注目ですね。
血に飢えた肉食のワイルドが黒×白×赤で猟奇的切れ味へ!
一度確認したいのです。
これって、ファッション誌なんだよね?
「血に飢えた肉食のワイルド」という、誰とも共有出来ない価値観もさることながら、
最終的に「猟奇的切れ味」まで昇華されてしまいました。
「猟奇=[形動]奇怪・異常なものを捜し求めるさま。また、そういう気持ちを満足させるようなさま。「―な犯罪」」
と、あるように、最終的に一体何を評価すれば良いのか、完全に見る側を置いてけぼりな感じで、胸騒ぎが止まらないのです。嘘なのですが。
このように、昨今のメンズナックルのコピーに漂ういかんともしがたい「行き詰まり感」に、僕はちょっと危惧を感じています。
しかし、思い返してみると、すべての原点であった、あの2007年11月号の伝説のキャッチコピー。
ガイアが俺にもっと輝けと囁いている。
これもいい感じにどうかしていますね。
考え方によっては、妄想狂の香りも漂わせています。
しかし、キャッチコピー、モデル、ポージングの全てがピタリと合った奇跡的な一枚であることも事実。
この時代でこの輝きだった彼は、今、どれほどの輝きを湛えているのか。非常に興味があります。これも嘘なんですが。
そんなこんなで、ちょっと更新してみました。
またお会いしましょう。さようなら。
これは落ち込む。