ガ汁は役に立たないブログ

きまくりやがってます

今日も始まったね。

さぁ、重い腰を上げて行こう。

おはようございます。

何事も、突き詰めると面白いですね。 

キャッツアイ。素晴らしいです。

さて、近況はわかりませんが、たまにテレビで観るようになった復活の男。ミスターマリック。

一時期は、超魔術などと大上段に構えた手品で、お茶の間を驚きの渦に巻き込んでいた訳ですが、

(「ミスターマリック超魔術の嘘」という本を、中学の頃に読み、福留アナはサクラだという記述に度肝を抜かれ、人間不信に陥った記憶が蘇ってきました)

それはそうと、その人気が頂点に達していた頃にリリースされたであろう作品をひとつご紹介したいと思います。


Mr.マリック in バリ 超魔術VS黒呪術

一言で言って調子に乗りすぎなんでございます。

手品を「超魔術」などという造語で飾っただけでなく、さらには黒呪術と戦おうなんてどうかしてます。

小さくて文字としては読めないかもしれませんが、説明書きの中に、こんな記述が。

バリ島の少女を救うため
サイキックパワーを駆使して戦うミスターマリック
あなたも超常現象が見れる!

まぁなんの事だかさっぱりわからないと思いますが、これだけ読むと、どれだけ神憑った映像が見られるのだろうかと期待をふくらませずにいられないものなのですが、

実際見てみれば、なんの事はない、単純かついい加減な内容。

現在も黒魔術が伝えられているというバリ島にマリックが訪問し、現在も行われているという最高に嘘くさい伝統の宗教儀式に潜入するのですが、

そこでマリックは何をするのかと言えば、呪術師の活動をレポートしたり、

悪霊にとり憑かれたという少女の除霊儀式を見学したりするだけという、単なるインドネシアのダークサイド観光ビデオのようなありさまになっているのです。

しかも題名に「VS」と堂々と歌っておきながら、マリックはレポーターに徹している為、対決などはまったくなく、

何の為にこのビデオを作ったのか、だったらなんで「サイキックパワーを駆使して戦う」とか言うのか

制作動機をじっくりと問い詰めたくなるような代物なのでございます。

当のマリックも、ビデオ制作の主旨をどうも理解していないような表情が目立ち、よくぞこんなものを発売したものだと逆に頭が下がる思いです。

是非、一度お時間がある方は、ワゴンセールで探して頂き、鑑賞して頂ければと思います。

では、あんど、では。

コメント

  1. 一日二回 より:

    「Mr.マリック超魔術の嘘」ですね。
    ゆうむはじめさんでしたっけ?

    最初はすげえな〜と思いましたが、
    続編が出版されたときは、正直
    粘着質だな〜と思いました。

  2. ガ汁 より:

    >一日二回様
    ありがとうございます。まさかゆうむはじめをご存知とは嬉しい限りでございます。
    確かに粘着質な文章でしたね。
    なによりもその「超魔術の嘘」を書いた経緯が同著に載っていて、「マリックが超魔術と称して稲川淳二の手に火傷を負わせた」事が引き金となり、ゆうむ氏が執筆を決意したそうです。
    ただの手品なのに、マリックが稲川の手の甲に熱したアルミホイルの固まりを乗せて
    「熱いですか?この熱は稲川さんの研究されている『霊』のパワーを借りているのですよ」というインチキシーンは、僕もテレビで観ました。
    ゆうむと稲川にどんな友情があるのかはわかりませんが、とりあえずすごい動機だなとは思いました。

  3. hairo より:

    そういえば、関西テレビの新社屋ができた時に、「Mr.マリックが超魔術で新社屋を消す!!」というのをやってました。

    引っ張れるだけ引っ張って、朝方5時ごろ(だったと思います。)やっと超魔術が開始されましたが、何のことは無い、建築が始まる前の更地の映像が流されただけでした。
    眠いの我慢して起きてた自分が情けなかったです。

  4. ガ汁 より:

    >hairo様
    ありがとうございます。
    マリックのうさんくささは、あの漢字表記の松尾幻燈斎や栗間太澄という別名や、娘がヒップホップ歌手であるという点など、枚挙に暇が無いですね。
    名前を変えようが何をしようが、あのスフィンクスのような髪型だけは死守する姿勢だけは評価に値すると僕は考えます。
    今後の活躍に期待したいですね。

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